マツダミュージックドライブ

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ドライブ日記

2017.09.15

♪おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に美味しい国産はちみつが食べたーい!
【KASAHARA HONEY】

先週に続いて、今日も山口県の周防大島へ!

去年の4月にオープンしたカフェ
『KASAHARA HONEY』を訪ねます。

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木のドアノブが、ハニーディップの形!!

『KASAHARA HONEY』は、はちみつ主体のメニューが楽しめるカフェ。
周防大島でミツバチを育て 蜂蜜を作っている、養蜂家の笠原さんが経営しています。

笠原隆史さんは、元調理師なのです(*^^*)

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↑蜂、ということで8のポーズ。(笑)

笠原さんは、元々ご両親が岩国で養蜂業をされていました。
その大変そうな姿をみて、養蜂業はイヤ!と思われていたそうで
調理師になりました。

そこである日、先輩からもらった言葉がありました。

「調理師は、全ての人においしいと言ってもらう料理は作れない。
でも、できるだけ多くの人においしいと言ってもらう為には、食材の力が大切なのだ」と。

そこで、「食材」について調べていくうちに、
ハチミツのことを学びました。
その奥深さを知り、同時に、ご両親の偉大さに気づきました。

そこから、養蜂業の道へと進むことになったのです。

奥様の協力もあり、周防大島にカフェをオープンさせました。

選んだのは、大島大橋や青い海が臨める、高台です。

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窓から見えるテラス席。
土地をみにきたとき、ここには10m以上の竹が生えていたんだそうです。
ただ、その日は風が強く、風で揺れる竹の隙間から
大島大橋と海が見えました。

ここって整理したらいい場所なんじゃないか?と
この場所に決めたんだそうです。
とても情景の浮かぶステキなお話です(*^^*)

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笠原さんの作るハチミツ。
大島名産のみかん、春採り、夏採り、秋採りなど種類がさまざま。
みかんは、本当に柑橘の風味がするハチミツなんです!
あと、それぞれ色も違うのは驚きました。

蜜蜂は、寿命が一か月しかないんだそう。
その間に集められるハチミツの量は、
ティースプーン1杯分、4gなんだとか。

一生のうちに、です。
知りませんでした。

それを聴くと、蜂蜜を
もっともっと大切に使わないと、と思いました。

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日本でのハチミツの歴史はまだ浅く、
パンやヨーグルトなど、色んな使い方があることを知ってほしいと
笠原さんは穏やかに話してくれました。

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【KASAHARA HONEY】

♪おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に美味しい国産はちみつが食べたーい!
『KASAHARA HONEY』
●住所:山口県大島郡周防大島町東三蒲473−1
⇒山陽自動車道:玖珂ICを降りて周防大島を目指します。
大島大橋を渡って左折、国道437号線を東へ10分。
広島市内からは車で約2時間です。
●営業時間: 午前10時〜午後5時
●定休日: 月曜・火曜日
●駐車場:約20台分
●詳しくは…電話 0820−74−5283 まで。


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