今は、メールやSNSなど、手軽にメッセージを送れるツールが発達していますが、
便利になった分、相手を想う時間が少なくなった気もしますよね。
そんな時代だからこそ、手書きのメッセージって、もらうと嬉しくなりますよね。
どうせ送るなら、こだわりのアイテムを使って、すてきな手紙を送ってみては？
友人や恋人、親戚など、身近な人に手紙を書くときに使いたい、
おしゃれで選ぶのも楽しくなるようなレターセットやハガキ、筆記具がたくさんあります。

便箋やレターセットの中でも、注目を集めているのが、
株式会社PIE Internationalの商品、「100枚レターブック」です。
カラフルで質感も違った100枚の紙が、1冊の本になっているんです。
1枚ずつ切り離してアレンジして使える、柄アイテム好きにはたまらない商品ですよ。
便箋や一筆箋、折って形を作ると封筒やポチ袋に、
ラッピングペーパーに、などなど・・・さまざまな使い方ができますよ。
レトロな柄や、動物や花、食べ物をモチーフにしたもの、北欧風やパリ風、
マスキングテープブランド「mt」の柄を元に作ったレターブックなど、色々あります。
てぬぐい専門店「かまわぬ」が手掛けたてぬぐいの柄を収録したレターブックや、
原田治さんのイラスト「OSAMU GOODS」のレターブックが最近商品化されています。

デザイン性よりも、今の時代ならではの機能性を持ったレターセットもあります。
菌の増殖を抑える和紙を使ったレターシリーズ「抗菌レター」は、抗菌剤が練りこまれ、
紙の表面に付いてしまった菌の増殖を抑える効果が期待できるそうです。
便箋、封筒、一筆箋、ミニレターなどのタイプがあります。
レターセットまで抗菌の機能を持ったものが生まれるとは、驚きですね。
また、SDGsが唱えられている今に沿った商品として、
リサイクルデニムを紙状にしたものや、バナナペーパーなど、
エシカル素材を使ったレターセットも販売されているようです。
作る過程で表面に多少凸凹ができるので、一枚一枚違うのも味ですよね。

ハガキにも、絵葉書や風景写真をプリントしたものなど、さまざまな種類がありますが、
一風変わったハガキがあります。「革」でできたハガキです。　
株式会社マザーハウスが販売を始めた、その名も「革のハガキ」は、
山羊革や牛革で作られたハガキが、ファスナーのついたポケットと一体になっています。
ちょっとしたポーチのような印象ですが、
ファスナーの反対側の面に宛名やメッセージを書いて、送ることができるんですよ。
宛名の面は、このハガキのために開発された技術で文字が書けるようになっています。
ファスナーのついた面は、日本の四季を表現したレザーが使われていて、色は5種類。
桜花、春花、萌黄、紫陽花、蒼海といった、日本らしい名前が付けられています。

自分で手を加えたハガキを送りたい、という方には、
香りのついた絵の具、「香の具」を使うのがおすすめです。
100%天然のエッセンシャルオイルを、塗料と混ぜ合わせて作られた「香の具」。
一見、普通の水彩絵の具なんですが、9色展開でそれぞれ違った香りがしますよ。
絵の具は、色を混ぜ合わせて新たな色を作れることが魅力の一つですが、
「香の具」では、同時に香りのブレンドを楽しむこともできます。

手紙を書く機会がある方はこだわって、新鮮な驚きのあるアイテムを使ってみては？
送る側も、受け取る側も、楽しくなるメッセージのやり取りができそうですね。