広島民話図書館

「桃太郎」

子どもの日の放送、ということで
元気な男の子が登場するお話を選んでみました。
みなさんご存知の、桃太郎です。
この話も、他の民話と同じように
本来は日本全国で口伝で語られてきました。
ですから、日本各地に様々な「桃太郎」がいます。

今回ご紹介するのは、かつて因島で採録された話です。


ファイルを開く

おじいさんは、山へ芝刈りに
おばあさんは「雨がたくさん降ったあとの」川に洗濯に行きます。
大きな川が少ない、島ならではのエピソードだと感じます。

そして、桃を割ると中から桃太郎が出てくる、という
有名な話とはまた別の桃太郎の誕生のしかたでした。
(想像すると何だかおもしろい・・・)

この因島の話以外にも、記録として残っているものだけでも
大崎上島の桃太郎は、三年寝太郎のようにいつもグーグー寝ていたり、
甲奴町の話では、川から流れてくる桃は一つでなく、たくさん流れてきて
その桃の中から一番大きなのを選んで、おばあさんが家に持って帰ります。
また、備後では、
お腰に付けたきび団子を丸々一つあげるのではなく半分ずつあげる、
という倹約家な桃太郎です。



TOP