広島民話図書館

「くらげ骨なし」

「猿の生き肝」としても知られている話です。

民話の中には、鳥の鳴き声の由来や、なぜ猿のお尻は赤いのか、など
動物の由来話がいろいろとありますが、
今回の「くらげ骨なし」は、くらげとタコになぜ骨がないのか
その由来も盛り込まれています。

庄原市東城町のかたが語った記録を元にご紹介します。


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この話のルーツをたどると、インドの古い古い説話にあります。
ガンジス川のワニが、猿の心臓を食べたいという妻のワニのために
猿をだまして背中にのせ、川を渡ろうとする話です。
これが日本に伝わって、のちに竜宮城が現れたり、
クラゲやタコに骨が無くなるエピソードが加わっていきました。

また、江戸時代の子供向けの「赤本」に載ることで
全国に広がっていき、それがまた口伝で伝えられたりしました。
有名な昔話、桃太郎やさるかに合戦、花咲かじいさんなども
そうやって全国的に同じようなストーリーとして浸透していきました。




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