広島民話図書館

広島県と島根県の境にある赤名峠で三次と出雲と甲府の呉服屋がバッタリと出会います。
3人がそれぞれ背負っている呉服をかけて「ほら比べ」を始めました。
次々と飛び出す地域色豊かな「ほら」。
呉服は誰のものになるのでしょうか。


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民話に出てくる「照林坊」は三次町に実在するお寺。
そして「松原」も実際にあったものです。

三次の中心地には三次町と十日市町があって川で隔てられており、三次のシンボルと言ってもいい赤い橋、巴橋で結ばれています。
この巴橋の三次町側の河原はかつて風光明媚な松原が広がり、鵜飼の発着場があったそうです。(いま鵜飼の発着場は対岸の十日市町側にあります)
昭和47年の水害で三次の町は大きな被害を受け、この松原も失われてしまいました。
今は巴橋の辺りは土手を高くし立派に整備されていますが、かつて青々と松が茂っていた松原は当時を知る地元の人たちの記憶に残る美しい風景だそうです。

民話に出てくる三次の呉服屋にとっても、ほかの地域の人に自慢したくなるような立派な松原だったんでしょうね。

快く三次の昔の話を教えてくださった照林坊さん、ありがとうございました。



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