広島民話図書館

「鬼の面」

12月の半ば、新しい年を迎える支度をするために何かと慌ただしく動き回る。
今も昔も変わらず続いてきた師走の風景です。

今回は、庄原市口和町で語られていたお話。
正月の準備をするお金を稼ぐため、
おばあさんが「藤布」を織り、おじいさんが三次に売りに行きます。


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「藤布」は地域によって「ふじぬの」や「ふじお」と呼ばれていたとか。
木綿が広く使われるようになる前は麻とともによく使われ
藤布織りは手間のかかる冬場の女性の仕事のひとつだったそうです。

今は見ることのできない風景ですが、
てきぱきと家の仕事をするおばあさん、
おばあさんに頭の上がらない気の優しいおじいさん。
こんな家庭は今でもありますね(笑)



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