今週の文化部、ゲストは広島在住の作家、片島麦子さん!
7月末に双葉社より出版された『未知生さん』という本をご紹介しました。
片島さんは、今年、作家生活10周年を迎えられ、
別のお仕事をしながら、筆を取られています。
『未知生さん』は、突然この世を去った「未知生さん」を基点に、
生前、未知生さんと関わった人たちが主役の短編物語を通して、
「未知生さん像」が浮かび上がってくる作品です。
さまざまな視点から見て書かれた未知生さんは、
読み進めるごとに、人物像が変わっていくように感じます。
私たちも、人から見られた自分像を演じて生きているところもありますが、
いろんな自分がいるのが当たり前なのかもしれませんね。
読み進める中で、岡さんが気になったのが「ばかばかしい」の表現。
「ばか」という言葉には、
一般的には「馬」と「鹿」の字がよく使われますが、
片島さんが使われているのは「莫迦莫迦しい」。
「馬と鹿に失礼」というお答えでした。
岡さんも仰ってましたが、片島さんの言葉選び、すてきですよね。
どこまでもつかみどころがない、マイペースで不思議な人、
周りに流されず、ある意味頑固。
未知生さん、あなたにとってはどんな人に感じるでしょうか?
片島さんの著書『未知生さん』、双葉社から販売中です!
ぜひ手に取ってみてくださいね。
♪つつみ込むように…/MISIA
♪炎のファイター/アントニオ猪木
♪ズッコケ男道/関ジャニ∞
♪馬と鹿/米津玄師
♪今夜はブギ・ウギ・ウギ/テイスト・オブ・ハニー
♪金木犀の夜/きのこ帝国
♪なぜか上海/井上陽水
♪DRIVEにつれてって/今井美樹
♪ハイウェイ/くるり
本や音楽、料理にファッション、
あらゆる必要ムダを味わいながら楽しむコーナー。
今週のゲストは、広島在住の作家、片島麦子さん。
7月に発売された著書『未知生さん』について伺いました。
毎月最終週に1度
日本の人気コラムニスト、コータリンこと神足裕司さんに
この番組のために、コラムを書いてもらっています。
今月は・・・「 国際福祉機器展 」
リーグVを目指すサンフレッチェ広島と
サンフレッチェ広島レジーナを応援するコーナー!
レポーター掛本智子さんがチームの魅力を解説してくれます!!
<<ナチュBIG結果>>
J1第28節
23日(土)午後7時~ vs 京都サンガF.C. @サンガスタジアム by KYOCERA
広島 0-1 京都
得点予想:掛本 2-0 岡 4-1(妄想得点予想)
<<ナチュBIG>>
J1第29節
30日(土)午後7時~ vs 名古屋グランパス @エディオンスタジアム広島
得点予想:岡 4-2 掛本 2-1
<<そのほかの試合日程>>
WEリーグカップ グループステージ第5節
30日(土)午後1時~ vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
@ゼットエーオリプリスタジアム
ナチュBIGがみごと的中した方の中から抽選で1名に、
にしき堂から豪華「お菓子の詰め合わせ」をプレゼント!
●『秋にぴったり、篠笛の音色!』
レポーター:小野佑子さん
中継先:広島市中区竹屋町 月兎会
出演:福原さん、月兎会の皆さん
●『棚田で育てるバターナッツかぼちゃ』
レポーター:福山早紀さん
中継先:安芸太田町中筒賀 井仁の棚田
出演:小笠原元治さん
リスナーの皆さんに、いろいろな意見を求めるコーナー。
今日のテーマは「 誘い上手・誘われ上手 」
9時の時報がわりに、一編の詩や物語をお届けします。
今日は木下夕爾さんの詩『新秋の記』をご紹介しました。
今週のテーマは・・・「 アルツハイマー新薬 」を科学!
みんなが集まってお喋りしたり、お話を聞く多目的ルームのような場所。
テーマ:地域の本屋で待っています
取材先:ウィー東城店 佐藤友則さん
夏葉社 島田潤一郎さん
今年で50回目を迎えると言う国際福祉機器展。
9月27日からはじまった。
コロナの規制が無くなったせいもあるかもしれないが、
ほんと今年の来場者は外国の方が多かった。
学生らしき制服を着た団体が韓国語を話していたり、中国語を話していたり。
海を渡ってこの福祉機器展をみにきたのか、と感慨深い。
たまたま開場前の時間を隣り合わせに座っていたご夫婦は
韓国の秋夕(チュソク)という名節の大型連休で
お墓参りに必ず行かなければならない時期を
こちらに来ていると話されていた。
韓国で老人施設を作りたいそうで、その大切なお墓参りをパスして、
国際福祉機器展にやってきたと片言の日本語で話してくれた。
話のきっかけは、ボクが乗っている車椅子がかっこいいけど、
みたことがないメーカーですと、話しかけてきてくれた。
willという車椅子で広島のモルテン製。
たしか、今年はwillもブースを出していると思ったけど。そんな話をした。
まあ、実際話すのは妻なんだけどね。
同じくらいの年かと思ったら1回りもしたでした。
オープンしてボクは待ち合わせもあったのでおわかれしたけど、
気になって始まってからモルテンのブースにも行ってみました。
車椅子のほかにもベッド用のマットだとか、色々展開されていた。
なんとなくかっこいいというコンセプトは健在なんだなって
ひそかにファンのボクは嬉しい。
あ、そうそう、車椅子ラグビーの車椅子に乗ってタックル受けてきました。
ハードとソフトがありますってぶつかり具合も選べるみたいだったけど。
ハの字に付けられたタイヤはくるくる小回りが効く。
身体が車椅子と一体化した感じだった。
ああ、ここに来るとまだまだ頑張れる何かがあるんじゃないかと毎回思う。
人口7000人弱、庄原市東城町にあります「ウィー東城店」は、
佐藤さんのお父様が1998年に創業した、およそ100坪の本屋さんです。
お父様の薦めもあり、佐藤さんは名古屋で修行していましたが、
お父様から突然「すまんけど、みんなが辞めてしまうから、広島に帰ってきてくれ」と
連絡があり、佐藤さんは急きょ、ウィー東城店の店長となりました。
店内は、ラインナップのセンスがキラリと光る雰囲気、
隅々まで目が行き届いていて、フェアも充実しています。
そして店内では地域の特産品、化粧品、なども販売しています。
これらはすべて、常連さんの声を反映させて出来上がったものです。
ラジオの修理、不登校の子ども達の働き口、
様々な地域のお困りごとを、佐藤さんは跳ね除けることなく、丁寧に対応してきました。
利益が出るからではなく、お客さんがほしいから作る。それが本屋を経営的に助けていくことになりました。
石の間に敷き詰める砂のように、地域へ還元を繰り返す。
気づけばたくさんのファンが集い、お店は黒字経営となりました。
もちろん人情だけでは商売はできません。
海外に向けての本の販売や、コインランドリーなど、
戦略的に動いている側面もあります。
ただ、佐藤さんは他人のパイを奪うことはしません。
町に必要なものを提供する。そのために知恵を絞ることを惜しみません。
去年の3月、ウィー東城店には佐藤さんに代わって、新しい店長が誕生しました。
若い人たちが楽しい!と思える場所にするのが大事で、
お店を譲ることで、新たな価値を新たな世代が生み出していく。
そんな信頼を基に、ウィー東条店が続くことを佐藤友則さんは願っています。
お付き合いすると以前はお見合い、平成は合コンでしたが・・・。
今は違います。主流にもなりつつあるのが、マッチングアプリです。
なんと利用者は、大手10社を総合するとおよそ5800万ダウンロード!
5組に1人はマッチングアプリで出会った方となるようです。
今回は朝日新聞出版から出ている「マッチングアプリ症候群」の著者、
速水由紀子さんにお話をうかがいました。
ここまでマッチングアプリが主流となった背景としましては・・・
・コロナ禍で出会いの場が少なくなった
・合コンを不得手とする人も多い(盛り上げベタ/にぎやかな場所が苦手…)
などがありますが、
その中でもマッチングアプリを使う最大のメリットは、
恋愛モードでは、過去を詮索することができない中で、
アプリは恋愛からはじまらない(=自分の要望からはじまる)ため、
間違いがない「選択」をすることができる。
イマドキの言葉で言えば、「タイパがいい」ということにもなるようです。
それだけ気軽に出会えるため、
結婚が目標ではなく、とにかく相手と出会うことが止められない「マッチングアプリ症候群」になることも…。
速水さんによると、自分に自信がない自己承認欲求の高い人は、
どちらかといえばマッチングアプリにハマりやすい傾向にあるようです。お気をつけて。
言ってしまえば、アプリなのでバレなければなんでもアリ。
周りにそしらぬ顔をしながら、いわば裏の顔を持つことができる世界でもあります。
新たな形の出会い、その世界は果たして蜜の味となるのでしょうか・・・。