今日は11月23日、新嘗祭。
神社、郷土史、歴史好きにはたまらない、本が出版されました。
広島県青年神職会 会長
広島東照宮 久保田峻司さんにお話を伺いました。
本のタイトルは、
広島県青年神職会 創立70周年記念誌『写真で見る広島の神社』です。
南々社から、20日に出版されました。
広島にある103社の神社が、500枚以上の写真と共に
過去と今を比較するように掲載されています。
昔の神社が、人々にとってどんな存在だったのかも
写真から読み解けるような本です。
各社に協力を頼み、編集委員、事務局で苦労しながら作った本。
写真を用意したり、文体を揃えたり、
神社の専門用語が伝わりやすくなるように考えたり…
神社に関わりの無い方でも、誰でも読みやすいように、
わかりやすいようにという思いで作られた本となっています。
近所の神社の歴史背景を知ったり、
神社巡りのお供にしたり、行ってみたい神社を探したり…
いろんな楽しみ方ができますよ。
本の刊行を記念して、トークイベントも!
『ひろしまの神社の過去・現在・未来。時代を超えて伝えたいこと』
11月29日(金)午後2時~3時まで
エディオン蔦屋家電 3Fイベントスペースで行われます。
皆さんぜひ、手に取ってみてくださいね!
皆さんは、定家様(ていかよう)ってご存知ですか?
平安から鎌倉にかけての歌人、藤原定家の書のことなんですが、
味があって、とっても魅力的な文字なんです!
この定家の書についての展覧会
「定家様が伝えた文化 そうだったのか藤原定家さん」を開催中の、
筆の里工房の学芸員 郡司健太郎さんにお話を伺いました。
藤原定家さんは、800年ほど前に活躍した歌人で、貴族。
和歌を作ったり、研究をしたりしていた家の出です。
こだわりが強く、気難しい方だったようですが、
言い方を変えると、天才肌の一面を持つ人。
定家さんがつけていた日記、
明月記によく書かれていたのは「窮屈」という言葉だそうで…
そんなところからも、どんな人なのか想像できますね。
定家さんの書かれた文字「定家様」は、
なんと800年も残り続け、今も使われているという字体。
文字の線の太い細いのメリハリがある、
今でも読みやすいような、一つひとつが認識しやすい文字、
文字が平たい、または四角い、といった特徴があります。
郡司さんいわく「ビジュがいい」文字なんです!
定家様は、定家さんの子孫、冷泉家の方が復活させて継いでいたり、
茶の湯の世界でも人気で、今でも書かれる方もいるそうですよ。
展覧会の期間中は、前期・中期・後期と一部の作品が入れ替わるため、
何度行っても楽しめる展示となっています!
郡司さんが思う見落とせない作品は、
中期に展示される「反故懐紙」という作品。
定家さんが書き損じた紙が、掛け軸になっている、というものだそうです。
「筆の里工房 開館30周年記念
定家様が伝えた文化 そうだったのか藤原定家さん」は
熊野町の筆の里工房で、11月4日まで開催されています。
ぜひ訪れて、魅力的な字体と対面してみてくださいね!
毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 店長 みうらさんのジャケ買い!
今月は、岡さんからのテーマ、「米を学ぶ」で選んでいただきました!
難しいと言いつつ、みうら節全開でしたね!
◎みうらさんのおすすめ
・口に関するアンケート/背筋/ポプラ社
◎今月のジャケ買い
・図解 知識ゼロからのコメ入門/八木宏典/家の光協会
・白米をがっつり食べて痩せる!細マッチョルーティーン
/木村悠/自由国民社
・JA全農が炊いた!「日本一うまいお米の食べ方」大全
/JA全農 米穀部/主婦の友社
今月は、岡さんが『口に関するアンケート』と
『図解 知識ゼロからのコメ入門』、
『JA全農が炊いた!「日本一うまいお米の食べ方」大全』をの3冊を購入!
そして、OA後には、岡さんが買わなければ自分が買おうと思っていた、
という猪野Dに、「お米の食べ方大全」をプレゼントされていました!
この機会に、本を通してお米について改めて学んでみませんか?