今週のハイライト


今日のゲストは、絵本作家・イラストレーターの
つぼいじゅりさん!
10月末に、小峰書店から新刊
『じゃがじゃが おなべのおふろやさん』が発売されました!

この作品、構想はなんと2017年から…!
編集者さんとの打ち合わせで、
舞台となるスーパー銭湯や、主人公のじゃがいもが
決まっていったそうで…
つぼいさん独特の世界観を楽しめる作品です。

今日は、つぼいさんと岡さんとで
『じゃがじゃが おなべのおふろやさん』の読み聞かせも披露!
物語を楽しんでいただきましたが、
と~ってもかわいいつぼいさんのイラストも全編観てほしいんです…!
ぜひ手に取ってみてくださいね。

書店での原画展やサイン会、高校での授業や学生に絵本の講義、
さらにご自身の作品の読み聞かせなども
積極的に行われているつぼいさん。
広島でも何かイベントのご予定があるとか?
こちらも詳細が出たら、ぜひチェックしてくださいね!


西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。
今回は、「ブレンドってなあに?」というお話でした。

そういえば、イリガン珈琲にはブレンドコーヒーは普段ありません。
なんだかブレンドを飲むのは、老舗のコーヒー屋さんのイメージですよね。
ブレンドとは、つまりコーヒー豆の混合のこと。
戦後間もないころ、日本には品質のいい豆は入ってこなかったので、
この豆の香りとこの豆の味を足して…と、
豆の品質をブレンドすることでフォローしあっていたんですね。

ところが、日本でも品質の良い豆が入ってくるようになった今は、
ブレンドをする必要がなく、豆単体の味を楽しんでもらう方がよいわけです。
ブレンドということは、それぞれの個性を丸くしてしまうことにもなる。
なので、イリガンは個性を楽しんでほしいからブレンドを作っていなかったのです。

ところが、この12月イリガンはブレンドにチャレンジをすることになりました。
クリスマスケーキに合うというような、
シチュエーションに合わせたコーヒーを作ろうとされています。
なんだかコーヒーも、ワインのようですね!
こういった味がほしい!という希望から、
ブレンドを考えるきっかけになるかもしれません。
もしアイデアがあれば、弥月さんにこっそり伝えてみると良い事あるかもしれません。

12月9日(土)にイリガン珈琲でライヴあります。
出演:小田晃生(おだ・こうせい)/岡原慎(ルーペズ)/月曜日のユカ

よろしくお願いします!



今日の文化部は、編み物のお話。
ニット作家の保里尚美さんにお越しいただきました。

保里さんは先月、文化出版局から、アランニットの編み方をまとめた
『一生ものアラン』を刊行されました。
アランニットは、いわゆる模様編みのニットのこと。
発祥はアイルランドで、そもそもは、いわゆる海の男たちのための
セーターだったそうです。暖かいのも納得ですね!
模様にもそれぞれに意味があるそうです。

本のタイトルにもある「一生もの」には、
一文字さんにまつわるある思いが込められていること、
お話しいただきました。

保里さんの出版されたニットの本、
『働くセーター』と今回の『一生ものアラン』は共に、
モデルを広島で働くクリエイターやショップの方々が務めています。

また、『一生ものアラン』に合わせてモデルの皆さんの
エピソードも収録した『わたしの一生もの』という副読本も作られたそう。

今回、本の刊行を記念して、いろいろな場所で
トークショー&ワークショップをされています。

これから寒くなる時期、アランニットの魅力に触れてみては?



毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 店長 みうらさんのジャケ買い!

今週は、「泣ける本・きゅんとする本」を
テーマに選んでいただきました!

◎今月のジャケ買い
・<きもち>はなにをしているの?/ティナ・オジェヴィッツ・文
 アレクサンドラ・ザヨンツ・絵 森絵都・訳/河出書房新社
・会いたくて会いたくて/室井滋・作 長谷川義文・絵/小学館
・だいじなとどけもの/E・H・ミナリック・文 モーリス・センダック・絵
 まつおかきょうこ・訳/福音館書店

すべて絵本で、なんだかほっこりするような本ばかりでしたね!
皆さんも、ぜひ探してみてくださいね。


西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。
今回は、「コーヒーを淹れて整える」というお話でした。

毎朝、ルーティンを大切にしている弥月さん、
同じタイミングで、同じ淹れ方、同じことをしていても、
その日の気温や湿度によって、微妙にコーヒーの味は変わっていくものです。
ところが、その味の感じ方には、自分自身の体調も関係しているのではないかと言います。
香りの感じ方、口に含んだ時の苦みの感じ方、
そういった自分を見つめ直す作業になっていると言います。

たとえば自分自身がイライラして違うことを考えていたら、
コーヒーは味わっているようで、味わっていないことになります。
なんか経験ありますよね?
弥月さんは、味が変わった時は体調の変化、味がしない時は心の変化だと言います。
コーヒーを淹れるとは、自分自身を問うことである。
まるで禅問答のような話になってきました笑。

毎日毎日、自分に問いながらおいしいコーヒーを探すと、
自分自身を調整する作業になってくるかもしれません。

情報社会で時の流れを早く感じる時代ですが、
ちょっと自分を落ち着ける作業を見つけることがいいかもしれないですね。

12月9日(土)にイリガン珈琲でライヴあります。
よろしくお願いします!



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