先月、片島麦子さんの新刊が双葉社から発売されました。
タイトルは『宙ぶらりんの箱』。
今日は、片島さんにスタジオにお越しいただきました!
『宙ぶらりんの箱』あらすじは・・・
山の上の神社の秋祭りの日、ふもとと山頂をつなぐロープウェーが故障し、
乗客がゴンドラの中に閉じ込められた。
怪我をした看護師、子ども連れの家族、女子高生、スーツ姿の中年男性、
老齢の男女らが乗っていたが、パニックに陥った女子高生が泣きだし、
過呼吸を起こしてしまう。
騒然とする中で女子高生に近づいていったのは、
ある秘密を抱える老婦人だった――。
幸い大事に至らず全員が救出されたものの、
乗客たちはその後、地に足のつかない日々に翻弄されていく。
さまざまな年齢・境遇の人々が出てくるのですが、みんな宙ぶらりん。
どこか毒気があって、読み進まずにはいられない
片島ワールドを楽しめる作品です!ぜひ読んでみてくださいね!
そして、片島さんに作品のことや、今後書きたいテーマもお聞きしているので
こちらもぜひradikoなどでお楽しみください♪
今月は少し早い時間帯に登場した詩人のアーサー・ビナードさん。
今日はその格好良い響きで誰もが覚えたであろう大正・昭和時代に
活躍した詩人、武者小路実篤の「太陽と月」という一遍。
あるとき太陽と月が地球の話をしているというシチュエーション。
月は太陽に向かって「夜の地球の話」をするけれど、
太陽は、「地球にそんなところがあるはずがない」と答えます。
太陽が地球を見ているときは必ず「昼」な訳で、確かに太陽から
夜の地球を見ることは出来ないわけですよね?
見る側によっては、モノの見え方が変わってくる。
すべてが分かっているようでも「見えていない」世界もたくさん
あるかもしれない。そんな事に気付かせてくれる詩ですが、
武者小路実篤の視点にも驚きです!
さて、アーサーさん来月はどんな詩を紹介してくれるでしょうか?
お楽しみに♪
