西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。
あわや遅刻…という時間に、マンガのように飛び起きたそうですが、無事間に合いました(笑)
毎月最終週に、奥深いコーヒーの世界を、
イリガン珈琲のおいしい一杯をいただきながら教えてもらっております。
今回は、「ドリップの基本」をうかがいました。
ドリップでこだわるポイントとしては、
豆の量、お湯の温度、挽目(荒い・細かい)、抽出の時間などがあるそうです。
その中でも豆の量、
通常は15g~18gが定量と言われるようですが、
豆を多く入れれば入れるほど、甘みの%が増えて、より濃い味になるとか。
イリガン珈琲では、1杯あたり30gと、倍近い量で淹れるそうです。
希少豆を手に入れて、ちまちま使うぐらいなら、
しっかり豆を使って淹れる方がおすすめだそうです。
コーヒーの世界では、
生豆の品質が6割、焙煎が2割、残りをドリップが担う程度…。
最後の調整がドリップの役目となってくるようです。
こだわって淹れたい方は、その違いを味わってみるのも楽しいですし、
気楽に淹れたいという方は、
このスプーンに何杯の量で、沸騰したお湯を何回移し替えて冷まして淹れるか、
など、淹れ方の自分のスタンダードを知っておくと、味の基準になっていいですね!
きょう岡さんは、イリガン珈琲のコーヒー豆をお買い上げ!
奥深いコーヒーの世界を家でも楽しんでみるようです。
弥月さんには、また来月もお話をうかがいます。
毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、三浦さんのジャケ買い!
今日は、3月11日。東日本大震災から、12年。
防災に関連した本をお持ちいただきました。
◎今月のジャケ買い
・OLIVE いのちを守るハンドブック/NOSIGNER/KADOKAWA
・世界はとつぜん変わってしまう? もし、「あたりまえ」の毎日が、
ある日とつぜんうしなわれたら?をかんがえる本。
/百瀬しのぶ/角川つばさ文庫
・キャンプ気分ではじめる おうち防災チャレンジBOOK
/鈴木みき/エクスナレッジ
今月は、岡さんが『世界はとつぜん変わってしまう?』を購入。
皆さんも本から防災に触れ、知るのはいかがでしょうか。
ぜひ書店で探しみてくださいね。
岡) 最近何かとニュースで話題になっているのが、チャットGPT
IT業界ではかなりの衝撃のようで、Windowsが登場したときぐらいのインパクトとか、
あのGoogleが焦っているなんていうことを言われているんだそうです。
何がそんなにすごいのでしょうか、今のうちに教えてもらいましょう。
ナチュラリストでデジタルツールといえばこの方!
西区横川にある町のホームページ屋さん、株式会社リコネクトの代表取締役、北村真弘さんです。
おはようございます。
北村)おはようございます。
岡)北村さん、本当いち早くチャットGPTのことをあげてましたよね。
北村)自分が衝撃を受けたので、いろいろと発信を、もう自然にしてしまったって感じですかね。
岡) 使いまくってらっしゃいますよね。
北村)そうは言っても出たてなんで、もちろん使ってるんですけど、使いこなしてる人ってどうなんだろうっていう。日々触ってはいますね。
岡)これ触ることで、AIが何か食べて賢くなっていくんだ。何か食べていくんだよこの人たちが…。
北村)(笑)GPTはやり取りをするAIなんですけど、やり取りを吸収して成長するっていうのはなくて、もう常に作った会社さんが、定期的にビッグデータを与えて成長させていっていて、ただやり取りをすればするほどのやり取りのデータはたまるんで、そこからやっぱりいろいろ考えて成長させていってるのは間違いないんですけど。
岡)質問は、会社さんがこんなのどうだって与えて、バクバクバクバク!いいよね、お腹いっぱいにならないっていいよね。
北村)(笑)疲れとかないですからね。
岡)悔しいわ。ひとまず基礎知識から教えていただきましょう。
北村)そうですね、いろいろとすごいって言われて、後から何がすごいとかお話するんだと思うんですけども、
基本的にはもう何かわからないことがあって、質問をしたら返してくれるってのが、一番ベタなスタンダードな機能になるんですね。
岡)アプリか何か画面を立ち上げて、そこに聞きたいことを入れれば、答えてくれるってこと?
北村)ちょっとまさにお見せしますけど、本当にこういう画面で、下に入力するテキスト入力欄があるだけですね。
岡) 今はまだ、英語で書いてますけど。チャットGPTってあって、
何か下に英語読めないから検索バーのちょっと長めのがついている。そもそもこれっていつできて、どこが作ってるんですか?
北村)これは2022年、去年の11月30日にリリースされたばっかりのあのオープンAIという会社が作ってるんです。
岡)どこの国が?
北村)アメリカですね。
岡)こういうの、今までなかったんですか?
北村)チャットボットって言って、フェイスブックのメッセンジャーだとか、
LINEとか、決まりきった質問をもう覚えさせて、こっちが言ったときに決まりきった文章を返してくれるみたいなのはあったんですけどね。
岡)お問い合わせページとかでありましたね。
北村)今回はもう極めてナチュラルな自然の自然言語モデルっていうAIなので、何も考え、そういう意識、これAIだからって意識せずに普通に、口語的な言葉で質問したら、もうすごい綺麗な文書、普通の人間以上っていうとあれですけど、それぐらいの精度で返してくれる感じですね。
岡)ちょっとやってみましょうか…。
北村)普通に調べものする感じなのを、チャットGPTでやってみましょうか…。(パソコンで入力)
岡) さすが打つの早いですね。
北村)たとえば、「広島県にある世界遺産は何ですか」と聞いてみます・・・。
岡) あ、すぐ出てきた。「広島県には以下の世界遺産があります。
1、原爆ドーム
広島市中区の平和記念公園にある建造物で、広島原爆の爆心地に残った建物のうち、唯一現存するものです。
2、原爆ドーム周辺地域、原爆ドームを中心とするおよそ1キロ四方の地域で原爆によって被災した広島市中心部の現状を示しています。
3、宮島 広島県廿日市市にある厳島神社を中心とする島で厳島神社や大鳥居、五重塔などの建造物が有名です。完璧じゃないですか。
北村) 箇条書きで綺麗にまとめてくるじゃないすか。こういうのって何か、バーって出てきそうじゃないすか。
岡) わたしが嫌いな「答えは3つあります」ってヤツですよね。
北村)(笑)
岡) 私まだファイティングポーズで見てるんですけど。
北村)これはでも何かっていうと、時短ですよね。今までは検索をして、その中から正しい情報を見つけて、まとめて、ある程度余計な部分を読んだり、
検索結果にも、いろんなのが出てきたりっていうのをなんかシンプルに一発でまとまったものが出てくるじゃないすか。
岡) いろんな県のサイトが出たり、誰かのブログが出たり、検索バーだとそうなりますよね。
だけどそこで、コンパクトに原爆ドームと宮島ですって出てきたらそれをキーワードにまた検索をすれば早いってことだそうです。
北村) もう一個ぐらいやりましょうか。クリエイティブな題材をやりましょうね…。
たとえばナチュラリストを意識した、「広島のお好み焼きを題材にしたラジオドラマの脚本を作ろうとしています。家族がほっこりするような物語のあらすじを考えてください。」でどうでしょう?
岡) Enter押したら、もう出てきたよ!
北村)ヤバくないすか。
岡) 物語がはじまってる。ちょっと紹介しますね。
ある日、広島市内にあるお好み焼き屋さん「お好み屋」が閉店することになりました。
長年営業してきたこのお店には多くの地元客が通っており、閉店の話を聞いたファンたちは寂しさを募らせていました。そんな中、お店のオーナー夫妻は、最後に家族で最高のお好み焼きを作ろうと、息子の拓也と娘の美里を呼び寄せます。拓也は仕事で忙しく、美里は大学生で都内に住んでいましたが、家族のために帰省することに。そんな中、拓也がかつて付き合っていた恋人の涼子が、偶然広島にやってきます。涼子は、お好み焼き屋お好み屋の常連で、この店が閉店することを知り、再会を果たした拓也と一緒に最後のお好み焼きを楽しむことに。そして家族4人が揃い、最後にお店の看板メニュー「特製お好み焼き」を作ることに。しかし拓也は、忙しすぎて家族の大切な時間を共有できないと悩みます。
そこで涼子が拓也の手伝いをし、家族4人で協力してお好み焼きを作り上げます。
…ちょっと気になるよね。
北村) できちゃうんですよ。
岡) これはやばい!わたしたち大丈夫!?
北村)私達あらすじでしたけど、本筋を一つずつ1話ずつ作ってって言ったら、またこっから1話ずつ作り出しますから。
岡) ここまで来てるんですか。まだ3ヶ月ですよね。
北村)チャットGPTのGPTってのは、そのAIの言語モデルの名前なんですけど、GPT3っていう
もう自然、大規模自然言語モデルって言われてるんですけど、もう極めて人間に近い形で、考えつつ文章を作るという。
岡) これからこのチャットGPTって、どういうふうに使われていくんでしょう?
北村)今まで働く人の種類が、ホワイトカラー・ブルーカラーとか言われててブルーカラーというのは、
いわゆる体を使って労働をする工場で働くみたいなものを作るみたいな、それがAIが出てきたから、ロボットが生まれて、
それが人間から生まれていくんじゃないのか、みたいな話がもうメインだったんです。
対してホワイトカラーっていうのは、さっきの例えば脚本だったり、例えば僕らみたいに、
ホームページをコンテンツを考えるとか、頭を使って人間が生み出すみたいなところなんですけど。
そこもAIができるようになっているので、ただ僕的にはあれですね、今のも別にヒントとかフォローサポートっていう使い方で言えば、
なんかもう人間がいらないというよりは、人間が今までやってきた時、考えた時間とか案を出すとかあ材料を集めるとか、
そういうのが短縮されて一旦案とか、ラフというか、そういうのがもうあって、そこから考えるっていう。
岡)これを土台にして。
北村)そうですそうですそうです。だから、人間の働く時間が軽減されたりとか、本当は自分はこういう仕事をしたいのに、
でも普段やっぱり雑務だったり、どうしても時間が人間でないといけないしとか、
足りないよねっていうときに、やっぱりより上のことってのも変ですけど、
より人間しかできないことに注力できるというか、というのはあるんじゃないのかなと思いますけどね。
岡)人間にしかできないことってなんだろう…。
北村社長の口からぽろっと出たように、「人間はいらない」って言う、ちょっと脅威になるぐらいのものとしてやっぱり見られる見方もされてるってことですよね。
北村)でも、なんかわかんないじゃないすか。
これが出てきて今からなんで、どう仕事が、例えば本当に生活が良くなる部分も絶対あると思いますし、
なんか今あるものね、もう種類も変わってくるでしょうからね
岡)人間同士でね、競争したりする時代じゃないわけですよね。人間はもうみんな仲良くやっていこうよ、本当にやばいよ。
メールいただきました。ラジオネームジーナちゃんからです。
私もチャットGPTお試しで使ってみてます。面白いです。
一方で、なんでタダで対応できるんだろう。これ無料なんですね?
北村)これ無料です。でも有料版あるんですよ。
岡)ログインした後の質問履歴などを個人情報とか提供元とか、まだなんかちょっと無料なだけにおっかなびっくりなところはありますが、どんなビジネスモデルになっているんでしょう?
北村)例えばFacebookでもTwitterでもインスタでもTikTokでも無料で使えるじゃないすか。
それと同じですよね。そこにどうやって会社が作ったものからお金に還元する、今はもう赤字中の赤字です。
でも、ここからどうなっていくかっていうとマイクロソフトがすごい多額の数、数千億、日本でいう出資をしていて、
株を半分近く保有していてMicrosoftの製品、みんなが使っているようなOffice製品とかTeamsっていう
オンラインで通話をできたりチャットできたりするものとかに組み込まれたり、
Googleと同じような検索エンジンをMicrosoftも持っているので、Bingっていうんですけど、
そこに組み込まれたりして、要はいろんなところにこの機能を組み込んでもらって、
そこに組み込んでもらうためにはやっぱりお金をもらうわけですから。
岡)そうかそうか。
北村)3月1日に、このAPIが解放されて、いろんなアプリにもチャットGPTの機能を使いやすくできるための、
外向きの何かオプションみたいなものを公開したんで、
システム開発会社もこのチャットGPTを自分が作ったシステムに、取り付けることができるようなったんですよ。
岡)うわ!別のところも進化してるわ。いや、もうどうしよう。落ち着いて!
北村)僕らは人間らしく生きましょう。
岡)悟りを開く時代かな。
ぜひですね皆さん、北村社長のYouTubeチャンネル北村社長のアップデートTV。
こちらご覧いただきますと最新動画の中でこのチャットGPTを説明しているので。
北村)ぜひぜひ見てみてください。
岡) 株式会社リコネクトの代表取締役、北村真弘さんでした。ありがとうございました。