今週のハイライト


月に一度、この方にご登場いただき、朝の一杯を味わいながら、
奥深いコーヒーの世界を教えていただいております。西区横川にあります、
自家焙煎コーヒーとカレーのお店、イリガン珈琲の店主、名切弥月さんです。

きょうは、弥月さんが「おいしい!」と思わず唸ったコーヒー豆をご紹介いただきました。
それはコロンビア「エルパライソ農園」のもので、
これまでとは一線を画す、アナエロビック製法のコーヒー豆です。

アナエロビック製法とは、嫌気性発酵(空気に触れずに活動できる微生物の活動で発酵させる)
を介した精製処理方法のこと、元々はワインの製法であったものだそうです。
フルーティーな香りが特長なのだそうです。

フルーティーといえば、インフューズドコーヒーを以前にご紹介いただきましたが、
このインフューズドコーヒーは、
アナエロビック製法の豆のようなフルーティーな香りを手軽に生産したくて、
編み出されたコーヒーでもあるようです。
つまり、アナエロビック製法こそが時代のトレンドの元祖!?

アナエロビック製法は管理が難しく、
たくさんの量が日本に流通していなかったそうですが、
だんだんと供給が潤ってきたのか、今年はイリガンも仕入れることができたとか。

ふたりの感想をあげてみると・・・
☆香りの質がいい。
☆フルーティーな香りがなくても、生豆の品質がいい。
☆焙煎ぽい濃さはなくて、丸く軽いおいしさ。
☆イヤな味がまったくない。

などなど、ふたりとも絶賛でした。
スタッフもいただきましたが、確かに新しいフレーバーでした。

この「エルパライソ農園」アナエロビック製法のコーヒー豆は、
今イリガン珈琲に行けば楽しめます。
そしてお豆の販売もありますので、ぜひ行ってみてくださいね。



毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 店長 みうらさんのジャケ買い!

今週は8月ということで、
「不思議な・怖い話」をテーマに選んでいただきました!

◎今月のジャケ買い
・『黄金蝶を追って』/相川英輔著/竹書房文庫
・『ホラー映画で殺されない方法』/セス・グレアム=スミス著/竹書房
・『禍』/小田雅久仁著/新潮社

今月は、岡さんが『禍』を購入!
果たしてすべて読み切ることができるのでしょうか?
みうらさんご紹介の怖い話、皆さんもぜひ読んでみてくださいね!



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