今週のハイライト

西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。(ちょっと遅刻)

今回は、「ドリップは難しい」というお話でした。
弥月さんにもよく「コーヒーが上手に淹れられない」という相談も受けるとか。
それもそのはず。
ドリップは、なかなか平均的な味が出しにくい方法でもあるそうなんです。
ではドリップはどうして難しいのか、着目するのは「抽出方法」について。
一般的に抽出の方法は2種類。「浸漬抽出」と「透過抽出」があります。
浸漬抽出は、コーヒーを一定時間お湯にコーヒーの粉を漬け込むことでコーヒーを抽出する方法です。
透過抽出は、コーヒーにお湯を通すことで抽出する方法です。ドリップは「透過抽出」となるんですね。
基本的に抽出で肝になるのは、その抽出の時間となります。
漬け込むタイプの浸漬抽出の場合、時間はストップウォッチなどで測れば確実なものに出来る。
ところが透過抽出の場合、お湯の注ぎ具合やかけ方によって、時間も変わるため、味は変わってくる。
淹れ方次第で味の変わるドリップは、こだわり派の人には奥深い世界なのですが、
平均的な味を出すには不向きなのだそうです。

そこで今日は、すごくかんたんに出来るペーパードリップの淹れ方を教わりました。
①豆を挽く。濃く淹れたい方は細かく、薄く淹れたい方は粗く
②サーバーの中にコーヒーの粉を直接投入する
③お湯をいれる
④蓋をして蒸らす(3分程度)
⑤ペーパードリップでコーヒー粉を濾す
⑥完成!

となります。
なんだかコーヒーの粉を直接淹れるのって慣れないのでドキドキしますが、
これだと失敗しない淹れ方になるようです。
ぜひやってみてください!

イリガン珈琲では秋の限定メニューが登場。
パンプキンパイと、きのこカレーなどがありますので、秋の間にぜひ!



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