西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。
今回は、「コーヒーを淹れて整える」というお話でした。
毎朝、ルーティンを大切にしている弥月さん、
同じタイミングで、同じ淹れ方、同じことをしていても、
その日の気温や湿度によって、微妙にコーヒーの味は変わっていくものです。
ところが、その味の感じ方には、自分自身の体調も関係しているのではないかと言います。
香りの感じ方、口に含んだ時の苦みの感じ方、
そういった自分を見つめ直す作業になっていると言います。
たとえば自分自身がイライラして違うことを考えていたら、
コーヒーは味わっているようで、味わっていないことになります。
なんか経験ありますよね?
弥月さんは、味が変わった時は体調の変化、味がしない時は心の変化だと言います。
コーヒーを淹れるとは、自分自身を問うことである。
まるで禅問答のような話になってきました笑。
毎日毎日、自分に問いながらおいしいコーヒーを探すと、
自分自身を調整する作業になってくるかもしれません。
情報社会で時の流れを早く感じる時代ですが、
ちょっと自分を落ち着ける作業を見つけることがいいかもしれないですね。
12月9日(土)にイリガン珈琲でライヴあります。
よろしくお願いします!
10月7日、東京を皮切りに公開された映画
『いまダンスをするのは誰だ?』略して「いまダン!」
パーキンソン病を抱える方の実話から生まれた物語で、
主演を演じるのが、パーキンソン病当事者の
シンガーソングライター 樋口了一さんということでも話題です。
今日は、映画の広島での上映を目指して、
広報や演技指導などを担当され、
エキストラとして出演もされている、古本幸さんにお話を伺いました。
『いまダンスをするのは誰だ?』
仕事一筋で生きてきた主人公・巧一が若年性パーキンソン病と診断され、
受け入れられず、孤独を抱えてしまいます。
そんな中、パーキンソン病のコミュニティ「PD SMILE」に通い始め、
友人ができ、家族の愛とダンスに救われる、というお話です。
ご自身も6年前に若年性パーキンソン病と診断された古本さん。
公開初日に東京でご覧になったそうで、
当事者が演じることでより伝わる、
そして人が変わっていく姿が感じられる、素晴らしい映画だったそうです。
主人公を演じた樋口了一さん、ご自身もパーキンソン病患者。
さらに、エキストラとしてもたくさんの方が出演されていて、
パーキンソン病を知ってほしい、という思いが伝わる作品、
と古本さんもお話されていました。
映画『いまダンスをするのは誰だ?』、
広島で上映されることを願っています!
来週10日(火)に、東広島芸術文化ホールくららの大ホールで、
ちょっと変ったイベントが行われます。
その名も「世界同時ハミングデー」!
どんなイベントなのか、イベントを主催されている
一般社団法人Humming for PEACE代表理事で歌手の、
かくばりゆきえさんにお話を伺いました。
「世界同時ハミングデー」とは、
名前の通り、世界中の参加者の方と一緒に同時にハミングで歌う、
というイベント。ステージとオンラインの参加者が合唱するんです。
世界中から、数十の国の方が参加されるとか。
コロナ禍に第1回が行われ、今回は4回目。
これまではオンラインで展開していたため、初のリアル開催となります。
ハミングで歌うのは、Amazing Graceと、
オリジナル曲、Humming for PEACEの2曲。
ほかにもトークイベントや歌唱、演技の披露などが行われます。
ハミングの魅力や、世界同時ハミングデー開催の目的など、
かくばりさんに伺いました。
参加したいという方、お申し込みは世界同時ハミングデーのHPから。
「ハミングデー」で検索してみてくださいね。
会場参加と、オンライン参加が可能ですよ。