西区横川にあります、自家焙煎珈琲とカレーのお店「イリガン珈琲」の店主、名切弥月さんが登場。
今回は、「コーヒーを淹れて整える」というお話でした。
毎朝、ルーティンを大切にしている弥月さん、
同じタイミングで、同じ淹れ方、同じことをしていても、
その日の気温や湿度によって、微妙にコーヒーの味は変わっていくものです。
ところが、その味の感じ方には、自分自身の体調も関係しているのではないかと言います。
香りの感じ方、口に含んだ時の苦みの感じ方、
そういった自分を見つめ直す作業になっていると言います。
たとえば自分自身がイライラして違うことを考えていたら、
コーヒーは味わっているようで、味わっていないことになります。
なんか経験ありますよね?
弥月さんは、味が変わった時は体調の変化、味がしない時は心の変化だと言います。
コーヒーを淹れるとは、自分自身を問うことである。
まるで禅問答のような話になってきました笑。
毎日毎日、自分に問いながらおいしいコーヒーを探すと、
自分自身を調整する作業になってくるかもしれません。
情報社会で時の流れを早く感じる時代ですが、
ちょっと自分を落ち着ける作業を見つけることがいいかもしれないですね。
12月9日(土)にイリガン珈琲でライヴあります。
よろしくお願いします!