3月1日から横川シネマで公開される
映画「パドレ・プロジェクト~父の影を追って~」。
お笑い芸人「ぶらっくさむらい」として活動する日本人と
カメルーン人のハーフ武内剛さんが生き別れの父親を探す旅を
記録したセルフ・ドキュメンタリー映画なのですが、、、
今日はこの映画の紹介をきっかけにアメリカの詩人、
ロバートヘイデンの父親をテーマにした「冬の日曜日」という詩を紹介して
もらいました。そして、幼き頃に父親を亡くしたアーサーさんの思い出も。
アーサーさん自身が綴る詩の題材に父親が登場することも多いそうです。
3月1日には、横川シネマで武内剛さんとアーサーさんの
トークショーも映画の上映と合わせて企画されています。
みなさんも、「父親」を思い浮かべながら参加されてみませんか?
【映画「パドレ・プロジェクト」広島上映】
日程:2025年3月1日(土)~ 公開(上映開始は午後を予定)
場所:横川シネマ
トランプ政権が再び誕生し、次々に大統領令に署名するトランプらしい
スタートをきった今週ですが、この人はどう捉えているんでしょうか?
今日は「前」大統領のTシャツを来てスタジオにやってきた詩人の
アーサー・ビナードさん。
今朝紹介してくれたのはチャタレイ夫人の恋人などでも知られる
詩人のD・H・ローレンスの「Healing(私は治る)」という詩。
今から100年も前に書かれたこの詩は「私は機械や部品で
構成されている訳ではない。私がいまひどく調子が悪いのは
わたしが過去にやってきた数々の行為からなるものなのだ(要約)」
というように、「病気の原因はなんたるか」を独自の捉え方で
切り取っています。
トランプ大統領が無茶をしているように見える行為は、
どちらが正しいことなのか?自分の常識が全て。。ではなく、
真逆の捉え方、新しい捉え方でこれからのアメリカ、これからの
自分を見つめ直してみるべきなのかもしれません。
アーサーさんには来月もいろんな詩を紹介してもらいます。
お楽しみに!
毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 店長 みうらさんのジャケ買い!
今月のテーマは「前向きになれる・心が温まる本」でした。
(年始で連絡が遅くなってしまい、反省です・・・)
◎今月のジャケ買い
・人生を変えたコント/せいや/ワニブックス
・いとしいたべもの/森下典子/文春文庫
・傷を愛せるか/宮地尚子/ちくま文庫
今月は、岡さんが悩んだ末、
『いとしいたべもの』と『傷を愛せるか』の2冊を購入!
新年初回のジャケ買い、
みうらさんの思いたっぷりでご紹介いただきました。
皆さんもぜひ、手に取ってみてくださいね。
※お写真撮り忘れました・・・
先日参加した、茅を刈るイベントから、茅に興味津々の岡さん!
今日は、茅葺き職人、株式会社Earth Building代表の
沖元太一さんにお越しいただきました!
石巻市と広島を拠点に活動されている沖元さん。
最近のお仕事でいうと、大阪万博でパビリオンの茅も
水曜日までふいていらしたそうです!
「茅」は植物の名前ではなく、屋根にあげる植物を総称して「茅」と言い、
使われる植物には、地域性があるようです。
通気性がよく、断熱性もあり、環境負荷もかからない茅。
一度新しく葺いたら、10年、20年と長持ちなんです。
新しい茅はつやつやしていてまぶしいとか!
そのまぶしさは、照り返しで日に焼けるほど。
一軒家分の茅を葺くには、3~4000束、大型トラックで3~4台くらい必要。
近場でいうと、岡山の蒜山高原や島根の三瓶山、スキー場なども草原で、
茅の材料となっています。
茅葺き職人の方は、見習いの方も含めて、全国で200人くらい。
40代がいちばん多く、続いて30代、20代の方が多く、
他の伝統文化と比べて、若い世代が多い業界だそうです。
環境と結び付けたり、茅の新たな価値を見出したり、
興味を持つ方が増えているとか。
今日は、茅の活用方法の一つとして、
茅の穂先で作られた帽子をスタジオにお持ちいただきました!
こんな使い方があるなんて驚きですよね!
ハプニングとしては、傷んできて直す際、
中にいるカブトムシの幼虫や成虫に出会うことも…!
何十匹も出てくるとか!衝撃の事実…!
日本だけのものではなくオランダやデンマークでは2、30年前から、
年間2~3,000棟、新しい住宅が茅葺き屋根で作られているそう。
わざわざ輸入して作っていて、決して安いものではありませんが、
景観や環境を考えて、茅葺きが選ばれています。
お話を聞き足りない岡さんでした!
茅葺き、皆さんもぜひ注目してみてくださいね!
毎月第二週目のナチュラリスト文化部は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 店長 みうらさんのジャケ買い!
今月のテーマは「頭を整理できる本」でした。
年末に向けて、手に取りたい作品ばかりでしたね!
◎今月のジャケ買い
・13歳から鍛える具体と抽象/細谷功/東洋経済新報社
・ドラえもんで哲学する/小川仁志/PHP文庫
・とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば/
川島隆太・大谷健太/サンマーク出版
特に岡さんは、『13歳から鍛える具体と抽象』が
気になっているようでした。
そしてみうらさん、早口ことばお上手でしたね!
皆さんも、ぜひ慌ただしい時期かとは思いますが、
本を読む、ほっと一息の時間を作ってみてはいかがでしょうか。