今週のハイライト

三年前、神奈川県座間市で男女9人が
アパートの一室で殺される事件があった。
SNSに「死にたい」と投稿した若者らを
被告は狙ったと裁判で語った。

このコロナの時代急速にネットの環境も変わってきた。
今まで、小学生にまでネットをつなげるのはどうなんだろうと、
携帯を含め賛否両論な世の中であったが、
コロナで学校にも行けない毎日が続き、
公立小学校にもネットでつながる授業も用意された。
ボクも高齢者の一人暮らしにはぜひネット環境を貸し出しするなどして
誰とも話さないと言う日がなくなるといいと話してきた。
ネットはそれ専用の使用しかできないようにするなど方法もあるだろうが、
やはり裏返せば、こうした凶悪な犯罪も潜んでいることには間違えない。
SNSでの悪口や仲間外れに、小学生の小さい体でも
背負っていかなければならなくなった現代の問題だ。

座間の事件は12月15日立川の地方裁判所で、
死刑の判決が言い渡された。
「死にたい」と自ら被告のアパートに出向いたと主張する弁護側と、
アパートまでいったものの「死にたくない」と改心したものまで
死にいたらしめ、犯行も計画性もあり残虐であると言う判決。
次の日、毎日新聞が被告を尋ねてインタビューした記事も読んだが
どうしても被告の心の中の闇が見え隠れする。
そこだけ切り取るのはもボクの意に反するのだが
「(死刑の)判決を受けて一夜経ちどうですか」と記者が聞くと
「特に変わったことはない」そう答えたそうだ。
もちろんこんな残虐なことができること自体、
正気の沙汰ではないのだが精神鑑定は問題なかったそうだ。
どうしてこんなことになったのか一つ一つの事件に
1冊も2冊も本が書けるほどのドラマがある。

ボクが健常な頃、雑誌やテレビで事件を追って事件現場に、
何千回行ったことだろうか。判決にもかなり通った。
事件は毎日世界中で起こっている。裁判も毎日毎日行われている。
報道の端くれにいる身として、起こった事件のその後は
大変気になるところだ。
起こった時よりも報道は縮小されるが当事者にとっては
いつまでも消えない。
消えないどころか大きくもなる。

ボクたちは来年の目標として、
今のボクにできる世の中に起こった事件の一つを取り上げて
探っていきたいと思っている。

先週東京地方裁判所に傍聴に行ってきた。
その日行われるたくさんの裁判の中、小一時間かけて選んだ事件を傍聴した。
報道されるような大きな事件でなくてもそれこそ小説が書けるほどの内容だ。
世の中の人が裁判になるほど困っていることってなんなんだろう。
普通に生活している一般の方も裁判を抱えているってことも少なくない。
そんなの中から見える日本ってどんななのか、、、
そう言う見方をしていこうと思う。



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