今週のハイライト


秋篠宮家の眞子さまが結婚され小室真子さんになられた。

同じような年頃の娘をもつ親としては、いろいろなことを考えた。

今の時代、娘が選んだ彼がどんな人であれ
「人生経験を積んだ先輩として反対する!」なんて声を荒げても、
それは届かないのかもなあと思う。
自分の時だって妻の親は気が気じゃなかったと思う。今ならわかる。
ボクが非常識極まりない若者だったと言うことは。
それを遠くで見守ってくれていた親心が今になってわかる。
その時はわからなかった。
でもね、ボクたち夫婦は今のところこの選択をしてきて、
よかったとは思っている。(妻もたぶん)
親の心配をよそにそれ以上にいい人生を送れればとは思う。

吉原佐知子さんという琴の演奏家のリサイタルを聴きに行った。

佐知子先生は娘のお琴の師匠でもある。
幼い頃から大学時代まで細々と出稽古していただいていた。
先生のご実家には大先生が主催されている一公会という琴の会がある。
娘も会のおさらい会などの時は大先生の稽古場にお邪魔して学んだ。
どんなところなのか、娘から話は聞いていたが
「1階には大きな稽古場があって琴や三絃やいっぱいある。
三階にも練習できる部屋があって。。。」
幼かった娘はいつも興奮気味に話してくれたものだった。

佐知子先生も生まれた時から琴や三絃や、
音に囲まれて育ったのだろうなあ。

今回のリサイタルでは、ソプラノ歌手とお琴の共演に目を見張ったが、
佐知子先生のプロのソプラノ歌手との掛け合いの歌には驚いた。
美しい声と、能のうたいのように響き渡る声は
琴の音色と一体化して楽器の一部にも聞こえてきた。

今回のリサイタルの曲目は、ボクの琴という概念を全てぶち抜いた。
妻はボクが途中琴の音色で気分が良くなっって寝てしまうんじゃないかって
心配していたみたいだったがそんなことはない。
寝ることなんてできないぐらいすごかった。
弦を叩く、弦をする、弾く、回す、なんて表現していいかわからないけれど、
琴にこんな音もあったのか、未来の音にも聞こえてきた。
先生も、生まれたその家がたまたまお琴が、
しこたまある家でそういう環境で育った。

耳も鍛えられたに違いない。

我が家の場合だったら、本がゴロゴロ足の踏み場もないぐらい転がっていた。
色々な分野の本が普通の家庭の100倍はあったんじゃないかな。
幼稚園だった息子に「わかったぞ~パパがなんでも知ってるわけ」と
大陸を発見したコロンブスばりに言ってきた時はちょっと嬉しかったし、
誇らしかった。
「パパが物知りなのは本を読んでいるからでしょ?」そう言ったのだ。
息子は無類の本好きになった。

生まれてくる環境は選べない。
でもそこから人生を選ぶのは子供自身である。眞子さまもお幸せに。



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