今週のハイライト


ご存知のように、今年の9月1日デジタル庁ができた。
現大臣は、牧島かれんさん。

デジタル庁は、
「誰一人取り残されないデジタル社会の実現のため」に創設された。

「誰一人取り残されないデジタル化」の中には、
もちろん高齢者も幼児もいるわけだ。

新しく向かっていく社会の中で、
一人一人のニーズにあったサービスを選ぶことが
デジタルだからこそできるはずだと思う。

高齢者とデジタル?それは難しい組み合わせなんじゃない?
そう先入観で思ってしまう。
日本にお住まいの方の高齢者の割合は総人口の29、1パーセント。
もう3人に1人に届く勢いだ。ボクももうすぐその枠に入る。

高齢者が気が付かないうちにデジタル化の中にいるって場合は、
そんなに高齢者にも苦労もないだろう。

我が家には86歳の義父母がいる。
デジタルの得意不得意に関しては両極端の対照的な関係にある。

義父は、2面のディスプレイを駆使してマイパソコンで、
自分のプロ野球に関してのホームページを毎日更新している。
登録者数も大したものだ。
スマホにタブレットだって使いこなしている。
アプリだって証券会社や野球の他では流さない二軍の情報、
LINEにSNSまでボクより使いこなしている感じだ。

一方、義母は
「スマホなんて無理、
このガラケーが使えなくなったらどうしよう…」だし。

義母が苦労しているのは問い合わせの電話。
「#を押してくださいとか、3を押してくださいとかよくわからない、
なかなか人と話せない」デジタル化のかなり入口のところの話だけど、
ここで既につまづいている。
最初から「ああ、苦手」と言って受け付けないでいる。
けれど、義母の部屋には義母の希望でNetflixも備えているし、
マイナンバーカードだって持っている。
世の中がデジタル化していく中で、苦手で受け付けない義母だって
知らぬ間に、いや、自分の希望でデジタル化の中に踏み入れている。

我が家はまだ若い人(若いと言ってもボクだけど)と
住んでいるからいいけれど、そうでない人は、
自分では全く知らない世界かもしれない。
コロナになったとき独居の孤立した高齢者に
早くネットの環境を作るべきだと記事にも書いたけれど、
そういう高齢者だけの家庭こそデジタル化が早急に必要だと思う。
そう思う人は世の中にたくさんいて大学でも研究されているし、
企業の商品なども高齢者用にたくさん出てきた。

あとは、高齢者に伝えていく、
デジタル化したらこんなに便利になるんだとか、
それの方が簡単だよ、
そういうことを知らない食わず嫌いの高齢者たちに
伝授していくことが一番大事なんだろうなと思う。

牧壮さんという方がいらっしゃる。85才。
10月10日のデジタルの日、
第一回デジタル社会推進賞・デジタル大臣賞銀賞をとられた。
「すべてのシニアをインターネットで繋ぐ」活動が評価された。
長年、高齢者とデジタルをつなげる活動をされてきた。
ご自身でもシニアの一般社団法人アイオーシニアズジャパンなどを
立ち上げ、日本中のシニアとインターネットで繋がっている。
そしてその団体もたくさんの枝分かれもあり、様々なシニアにつながる。
その中にはボクと一緒にVRを勉強している
アクティブなシニアの方もいらっしゃる。
シニアの力はすごい、いつも思う。
なんかもったいない。人口の30%弱もいるんだから。
デジタルの力も借りて過ごしやすい社会が作れるに違いない。



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