2022年第72回さっぽろ雪まつりは、
最後に検討されていた大通り会場についても
開催を中止にすることが決まってしまった。
オンライン形式と現地雪まつりのハイブリットで行われるはずだったが、
オンラインでの開催のみになった。
メタバースプラットフォーム「cluster」で行う
「バーチャル雪まつり2022~創造せよミライの雪まつり~」は
スマホでもVRゴーグルでも楽しめる。
cluster会場ではヒヨコ師匠制作の
「バーチャルミライ大通公園」が設置され、
ここから他のワールドへのポータルも設置される。
そして世界各国から募集した約50体の雪像や
雪像の画像がワールド内に展示されるほか
ワールドを出展している方もいる。
開催期間は2月5日(土)から2月12日(土)まで。
インターネット上でアーティストによるバーチャルライブや
VRコミニティーとのコラボイベントなんかも予定されている。
なんか難しいワードが並んでしまったけれど、
要するにバーチャルな世界の中で雪まつりが体験できるよって話だ。
是非いってみてほしい。
今話題のメタバース内で雪まつりを見にいったらいかがかと思う。
広島からだって台湾からだってさっぽろ雪まつり会場に瞬時に行けてしまう。
もう一つお話ししたいのは、雪像を作っているのは「tiltbrush」っていう
バーチャルな世界の中に3D、立体の絵を描くソフトを使っているってこと。
ここでも以前話したかもしれない。
雪だるまを描くだけだって普通のお絵描きのように平面に、
まるを二つくっつけて雪だるまを描くのとは訳が違う。
ちゃんと球体を空間に書かなければいけない。
そんな経験ないでしょ?当たり前だけど。
立体を描くことはレゴブロックで形を作ったりパズルのようでもある。
雪像を提供しているのは、
VRアートのアーティストと呼ばれている方たちから学生さんまで
たくさんの方が世界各国から参加されている。その皆さんの作品は圧巻。
そして今回は「タノシニアン」というシニアグループが参加している。
「タノシニアン」とは、インターネットで日本を、
世界のシニアを繋いで楽しいことをしましょう!というグループだそうだ。
そのグループの方々が日本各所から参加された。
球体の描き方から始められたばかりの初心者のシニアたちと
世界のVRアーティストと呼ばれる方々の作品が一緒に並んでいるわけだ。
そのほかにも地元学生や、一般の方々も参加されている。
2022年は札幌も市政100周年を迎えるんだそう。
地元のイベントを日本中からいや世界中からかな、
応援できるのもメタバースならでは。
ぜひバーチャルな世界にお越しください。