今週のハイライト

呉の花火大会も隅田川の花火大会も無事終わった。
祭りの各地で通常通り開催されるのだそう。

コロナで動かなかった世界が動き始めたなあと実感する。
仕事でも地方や海外の出張も増えてきた。
海外に出て思うのは、コロナの扱いが毎回変わったこと。
前回までは、接種証明が重要だったりしたが、今回は全く要らない。とか、
どんどん変わる。
ほんとに1週間前と違うのかというぐらい目まぐるしく変わった。
そして通常に戻った。
もう3年以上海外にも行けてなかった。
なので、通常に戻ったと言ってもあれやこれや入国や出国で変わっていた。
デジタル化が進んだということか。
出国や入国は顔認証。指紋認証でゲートが開く。
パスポートを所定の位置にセットすればゲートが開く。
ボクは車椅子なので別ゲートから出入りするので
あまり便利さを実感はしないのだけど、
確かに荷物検査のところから比べれば、行列の長さは少ない。
出国も、出稿と同様。
税関検査場も先に携帯などで登録するとそれを読み取ればOK。
機内で紙に記入することもない。
しかし、携帯がチケットから税関申告、外国への入国ESTAのようなものまで
管理するようになってますます携帯が手放せなくなった。
スマートフォンを持っていない人はどうするのだろう?

先日韓国に出国するときに、羽田周辺の大渋滞、
駐車場にも行列ができてなかなかカウンターに行けない事態に見舞われた。
時間に余裕を持ったつもりなのに。カウンター締切時間を5分過ぎた。
大急ぎで手続きをすると、
「お客様、携帯の電池のレベルがもうあとわずかです、
念の為紙のチケットも出しておきますね」と優しい地上係員に言われた。
ああ、携帯に頼って便利になったけどこういうとき困るのね、、、
5分遅れの我々は急いで出国手続きに向かった。
カバンの中は預け荷物に入れて行けないバッテリーやパソコンなど、
結構重くて嵩張る。デジタルに頼って生活する我が家の大荷物。
ちょっとスマートじゃなくて滑稽だ。



今月のキーワードは「フェムテック」。
株式会社レスコの藤川佳應社長、久しぶりのスタジオ生出演でした!

フェムテックとは、
女性(Female)と技術(Technology)を掛け合わせた言葉です。
中でも今日お話しいただいたのは、IoTやAI、その他先端技術を用いた
「フェムテック2.0」と呼ばれる動きについて。

欧米では既に様々なサービスが台頭してきており、
世界のフェムテック市場は2020年に6億4800万ドルでしたが、
2025年には、11億5000万ドルに達すると言われています。

ドイツや日本で実施されているサービスについて
ご紹介いただきました。



メンズ&レディース トータルファッションを仕立てる専門店
「サルトリパーロ」の店主 タッキーが出演する月イチ企画。
今月のテーマは「心を込めた、サマーギフトを贈ろう!」


政府の目玉政策として挙げられる、「異次元の少子化対策」。
よく耳にしますが、正直、少子化の原因はよくわかりませんよね。
厚生労働省のホームページを見てみると、非婚化や晩婚化に加えて
不妊治療のサポートが薄いことも、少子化の原因のひとつとされています。

今日は不妊治療とはどういうものなのか、
新甲さなえ女性クリニックの院長 新甲さなえ先生に伺いました。

そもそも不妊とは、医学的な定義では、「妊娠を希望しているカップルが
1年以上、週1回以上の性行為があるにもかかわらず、
妊娠が成立しないこと」を言うそうです。

不妊の原因は、婦人科的な病気、精子に問題がある、など
様々考えられますが、半分は男性側にあるとか。
女性のみに原因がある場合が41%、原因不明が10%以上とされています。
不妊治療にあたり、女性は30を超える、さまざまな検査項目がありますが、
男性側は精子の検査を一度すればわかるので、
女性だけが婦人科に行くより、二人でスタートした方が確実ですよね。

不妊治療に臨む夫婦への負担は、
精神面、体力や体のこと、仕事との兼ね合い、お金など、さまざまあります。
去年から不妊治療が保険適用となり、自己負担額が約3分の1になりました。

不妊治療の方法としては、タイミング法、
人工的に精子を子宮に入れる「人工授精」、
精子と卵子を体外で受精させて子宮に戻す「体外受精」などがあります。
検査などを経て、そのカップルに合った方法が取られます。

ただ、合った方法と言っても、もちろん必ず妊娠するものではありません。
体外受精の成功率は、20代で約50%、40代では10%程度です。
妊娠には適齢期があり、若いほど体外受精の成功率も高くなります。
体外受精で誕生している新生児の割合は、10人に1人。
珍しい事ではなくなっています。

今や、夫婦の6組に1組は不妊という時代。
当事者以外にも、職場や家庭など周りも意識を変えていくことが必要ですね。

新甲先生には、引き続き10時台にもお話を伺いました。



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