今週のハイライト

久々に高校野球をじっくり見ていた。
8月16日の第二試合は、広島の広陵高校と神奈川の慶応高校。

「神足さんはどっちを応援するの?」そんなことを聞かれた。
言わずもがな、広陵は、我が出身地の広島の学校。
慶応は、現在住んでいる神奈川の学校で、しかも出身大学だ。
「う~ん、どっちってことはないけど。」
ボクの体の中のバロメーターを測ってみる。

高校は、広島にいたから慶応出身って言っても
高校には在学していなかったわけで、
大学が出身だからって付属校には実は馴染みがない。
大学時代には確かに附属高校からやってきた同級生だっていたわけだし、
友達にもたくさんいた。
なんとなく同じ学校でも「したから」の人とちょっと違う感じもしていた。

しかし、慶応って学校はこれまた自校に対しての愛が強い。
あっち側からしたら、
大学からだろうと、「したから」だろうと「同じもの」として話す。

先日もこんな笑い話があった。

よく使用するホテルにとても気の利いた担当の人がいた。
もうずいぶんお年に見えるそのご婦人は
再雇用組なのと何かの折に話されていた。本当によく気がつく。

「いつもありがとうございます」とお礼を言ったら
「神足さんは私の後輩ですから、お気にせずに」という。
「何???」と思っていたら同じ大学の学部も一緒の1歳上の方だった。

「私の同級生に話したら神足さんと体育会の部までご一緒だったらしくって、
 頼まれてますから、よろしくって」とのこと。

本人も知らない間に学校繋がりってだけでまあ、
色々面倒見ていてくれたって話で驚いた。
彼女が慶応卒業だとは知らなかったが、感じの良い方だなあと思っていた。

さらに、広島の県人愛もものすごく強い。他県に住んでみてつくづく思う。

「ああ、広島ですかあ」そういった共通点だけで親戚も同様。
ボクも当然、カープを応援し、サンフレッチェを応援している。
なんとなくマツダが気になるし、車椅子だってモルテンを使用している。
広島びいきだ。「広陵と慶応どっちを応援しますか?」と言われても悩む。

試合の結果は、延長の末、慶応が勝利。
お互いのいいところがグッと迫ってきて感動する。
感動って言葉じゃ言い表せないけど感動した。

今年から甲子園の砂を持ち帰っていいそうだけど、
広陵は伝統的に持って帰らない。思い出ではない。またすぐくるのだから。
負けた時の笑顔。悔しいだろうに笑顔。なんか切ないなあ。
結果慶応が108年ぶりの優勝をする。

今回慶応の話題である、あの割れんばかりの応援。
体育会だったボクは聞き慣れた応援歌。校歌。
やっぱり自分の青春の時を思い出す。何百回も歌ったのだから。
体育会のあの時代を思い出す。
青春の時に打ち込めるものを持っている幸せな若者たちに熱いものを感じた。



今月のキーワードは「デジタルツイン」。
現実と同じ都市空間や、工場等のコピーを
仮想環境に再現する技術のことだそうです。
現実世界と仮想世界が対になっているため、この名前となりました。

デジタルツインで作られた仮想世界でシミュレーション等を行い、
現実世界で起きうることを予測する、というもの。
実用化が現実味を帯びてきたため、様々な業界から注目を浴びています。

医療分野では、人体のデジタルツインモデルが開発され、
医療機器のシミュレーションや病気予防に活用したり、
病院そのものの最適化に生かす、といったことができます。
さらに、工場や物流、都市計画といった場面での活用も考えられています。

将来的には、地域の課題への対応を自動化する
スマートシティの実現も期待されています。

株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。



メンズ&レディース トータルファッションを仕立てる専門店
「サルトリパーロ」の店主 タッキーが出演する月イチ企画。
今月のテーマは「秋冬トレンドを取り入れて、かっこよくお出かけしよう」!



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