今週のハイライト

今年は、大変な幕開けになってしまった。

それまでだって大きな地震はあったのだけど、
近代の大地震の危険性を目の当たりにしたのは
1995年の阪神大震災だと思う。
二人目の子供が生まれた三日目のことだった。まだ妻と赤ん坊は病院だ。
長男は妻の実家にいて その日のボクは会社で徹夜をしていた。
テレビで映し出される光景は映画のワンシーンかなんかで
この世のものとはなかなか思えない。
そんな映像が瞬時にテレビから流れてくるのだって経験がなかった。

まだまだ壊れてしまった街の再生は全てが手探りで
「ボランティア」という言葉が歩き始めたのもこの頃だ。
ボクも取材に行っては何か手伝えることはないか 手伝う方だって手探りだ。
何をどう寄付したら良いのかもわからなかった。

東日本の震災の時は 少なからず東京方面も計画停電や、
ガソリンが無くなったり、被災地とはまた違うが 日常は大きく制約された。
原発のむずかしい問題は
この世がなくなってしまうのではないかと思うぐらいの心配をした。

中越や北海道の地震や、熊本の洪水、広島地域の水害などなど
各地で災害が起こって その度ものすごい映像が映し出された。
なんだか世の中がおかしくなったような気がしてくる。
地球温暖化や今まで人間が後回しにしてきたことでツケが回ってきたのか?

災害を免れた地方の人々もなんか手助けができないか自分なりに考える。
その度、当事者の気持ちに寄り添うのは本当に難しいと、
当事者はどう困っているかわかるのは本当に難しいことだと思い知る。

色々なシチュエーションで災害に遭うこともわかっていなかった。
そこに住み、避難所が指定されている人だけが災害に遭うわけでもない。
たまたま電車でそこに差し掛かってしまったその地に縁もゆかりもない人。
どこにどう避難したらいいのかもわからない人たちもいるんだよなあ、と
災害の恐ろしさを改めて感じた1月であった。



今月のキーワードは『認知症診療支援プログラム』でした。
認知症の診療支援の動きとして、
日本初の薬事承認を取得した「神経心理検査用プログラム」が、
保険適用の手続きを終え次第、販売開始されます。

現在、認知症が疑われる時には、
MMSE(ミニメンタルエステート検査)という
問診式の神経心理検査が用いられています。
この検査は、75歳以上の方の自動車免許の更新にも用いられていますが、
検査には15~20分かかり、検査を行う人には知識や経験が必要で、
検査を受ける人は心理的負担が大きいそうです。
そのため、新しいプログラムが開発されました。

検査時間は3分程度に短縮され、
被験者や検査を行う人の負担も軽減されるシステムです。

デジタル治療、治療用アプリ、デジタル薬を意味する
「Dtx(デジタルセラピューティクス)」に加えて、
診療支援の領域にも、デジタルを活用した製品が増えています。
今後も市場がますます拡大し、現場に導入され、
デジタルツールと電子カルテの連動や、
データの活用も拡大していく、とのことでした。

株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。



メンズ&レディース トータルファッションを仕立てる専門店
「サルトリパーロ」の店主 タッキーが出演する月イチ企画。
今月のテーマは「シーン別 旅先ファッション」!



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