今週のハイライト


ハワイのホノルル にいます。なんと浮かれた出だしなことか。半分仕事。
仕事は最初の3日間で終わり後の5日間はプライベートタイムになった。

今回は30代の車椅子トラベラー三代達矢さんと一緒だ。
知り合って5、6年経つが 家が近所だったこともあり、
近所でよく焼肉の会をしていた。車椅子乗りの初めての友人だ。
車椅子乗りでも彼みたいな自力でなんでもこなし 一人暮らしは当たり前、
車椅子で世界一周だってしちゃうくらいなんだから、
ボクの何にもできない車椅子乗りとはちょっと違う。
坂道も辛いだろうに漕ぐ漕ぐ。車だって運転する。
そんな行動力にあこがれさえ抱いていたが、3年前沖縄に移住してしまった。
いや、行くとこが増えたので移住は嬉しいことかな。
イベントやらでもう2回くらいは彼の元に旅した。

コンドミニアムでプチ共同生活をしているが、彼が毎晩ご飯を作ってくれる。
あれ?手も不自由なんじゃなかった?
指はうまく使えない。が、なんでも器用にやる。
たとえばペットボトルの蓋なんか
開けられないわけだけど歯でバシッとあける。
箸は使えないけど、ギリギリの握力で トングで炒め物をする。
キッチンだって車椅子用にはできていないけど(バリアフリールームですが)
斜めに車椅子を寄せて器用にやる。

いままでのボクの習慣でハワイではレンタカーを最初借りていたけど
(レンタカーの話はまたの機会に。
初めてバリアフリータイプのスロープ式レンタカーを借りました)
彼はバスを自由にこなす。一緒についていく。

①まずバスが見えてきたら手を挙げて乗る意思表示。
②ドアがあき、自動にスロープが降りてくる
③広いバスの車内の車椅子専用コーナーへ 1台に2人まで
なんて簡単に乗れちゃうんだとこの旅で一番感動したな。

あと、ビーチの夕日。
ボクとじゃなくて三代くんは誰か違う人とみたかったにちがいないけど。



今日のキーワードは
「かかりつけ医続編 〜かかりつけ医機能報告とは〜」。
来年4月から、「かかりつけ医機能報告」制度がスタートします。
病院やクリニック側にかかりつけ医として必要となる
機能について国や県に報告する、報告を受けた国や県も
その情報についてインターネット上で情報提供する、というものです。

必要な機能は、患者さんの背景の十分な理解、
病気予防への取り組み、休日や夜間の対応、最新医療の情報など。
中でも、地域の医療機関や介護事業所の確保が大切です。

国や県は、情報を集めて地域に必要な機能が揃っているか確認し、
地域の医療体制を作っていくことと、
集めた情報をインターネットで公開していき、
住民が安心感を得られるようにすることを目指しています。

この取り組みを進めるためにも、
地域の医療機関や介護事業所同士の連携が鍵になり、
医療情報の共有や医療DXが重要です。
レスコでも、そこに向けての動きを、と考えているそうです。

株式会社レスコ Dear Partners担当 堀江宙さんに教えていただきました。



久しぶりに会う人に「お変わりないですね」と言われた時、
嬉しい気持ちになるか、
それとも「結構いろいろ変わってるんだけどな~」という気持ちになるか。
みなさんは、どちらでしょうか?

今月アーサーさんが紹介してくれたのは、呉市出身の詩人・黒田三郎さんの
「僕はまるでちがって」という詩。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕はまるでちがってしまったのだ
なるほど僕は昨日と同じネクタイをして
昨日と同じように貧乏で
昨日と同じように何も取柄がない
それでも僕はまるでちがってしまったのだ

なるほど僕は昨日と同じ服を着て
昨日と同じように飲んだくれで
昨日と同じように不器用にこの世に生きている
それでも僕はまるでちがってしまったのだ
ああ薄笑いやニヤニヤ笑い

口をゆがめた笑いや馬鹿笑いのなかで
僕はじっと眼をつぶる

すると
僕のなかを明日の方へとぶ
白い美しい蝶がいるのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1日1日日が過ぎて、昨日の自分と今日の自分はちょっとちがう。
いったい自分は昨日と何が違うんだろう?何が変わったんだろう?
それは前向きに変われているのか?それとも後ろ向きなのか?

何気ないことですが、いろいろ考えてしまいます。
さて、明日は、どんな自分になれるんでしょうか?

来月の「まるでちがった」アーサーさんが紹介してくれる詩もお楽しみに!




6月22日(土)に、広島市内で
映画『いまダンスをするのは誰だ?』の上映会が行われます。
若年性パーキンソン病を抱えた方の実話から生まれた作品です。
この映画にエキストラとしても参加された、
古本幸さんにお越しいただきました。

古本さんは、ご自身も若年性パーキンソン病の当事者です。
パーキンソン病を知ってもらうために、
難病看護会で研究員として研究・発信に精力的に取り組まれています。

『いまダン』は、仕事一筋で生きてきた主人公が
若年性パーキンソン病と診断され、受け入れられず孤独にを抱えます。
そんな中、パーキンソン病のコミュニティー「PD SMILE」に通い始め、
人とのふれあいの大切さを痛感、
家族の愛と「ダンス」に救われる、というストーリーです。

全国で公開され、話題となりましたが、
広島では上映された館がありませんでした。

そこで今回、上映会が行われることに!
6月22日(土)、広島市中区土橋町2-29の「樹と鯉」で開催されます。
13時半~15時半と、17時~19時の2回上映です。
定員は、各回30名、料金は、事前申し込みをされた方は1,500円、
当日参加の方は2,000円 となっています。

お申し込みは、クレ・デ・リアンのHPから!



メンズ&レディース トータルファッションを仕立てる専門店
「サルトリパーロ」の店主 タッキーが出演する月イチ企画。
今月のテーマは「雨の日のファッション」!



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