今回のキーワードは「マイナ保険証と医療DXの未来」。
マイナ保険証とは「単なる保険証のデジタル版」ではなく、
私たち一人ひとりの医療・健康データを“活かす”時代の入り口でもあります。
マイナンバーカードを健康保険証として使える仕組みです。
医療機関にとってのマイナ保険証のメリットは、
患者さんの保険資格情報をオンラインで即時確認できるため、
資格過誤や紙の保険証による事務処理ミスが減少します。
でも本当の価値は、医療データを安全に、自分の意思で、
つなげられるようになることにあります。
政府が整備を進める「全国医療情報プラットフォーム」のサービスを
利用していくための“本人確認の鍵”になるのが、マイナ保険証です。
全国医療情報プラットフォームの運用が始まると、
更にバージョンアップして、病院を変えても
私たちが受けた診療の内容をリアルタイムに利用できるようになります。
また、介護分野のデータも連携される予定です。
介護情報が医療情報と一体化し、医療と介護が切れ目なく連携するための
情報基盤が整備されていくことになります。
まとめると、マイナ保険証はただのデジタル保険証ではなく、
一人ひとりが、医療・健康・介護の情報を主体的に活用する時代の鍵です。
株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。
色々、車椅子で旅をするには難儀なこともあるけど、
これから広島も紅葉の季節を迎えて、出身者としては自慢したい季節だ。
どこもかしこも赤く染まって、街の空気まで少しやわらかくなる。
広島の人ならそれぞれにお気に入りの紅葉の場所があると思うけど、
僕の秘密の場所だったところは、湯来温泉からさらに奥、
水内川沿いの小さな谷だ。
車で行けるところまで行って、あとは川の音をたよりに歩く。
道と呼べるほどのものはないけど、
川面がキラキラしてくると、ああ、もうすぐだなと思う。
子どものころ、両親と妹と四人でよくそこへ行った。
紅葉狩りというよりは、ただお弁当を広げて、おにぎりを食べて、
石を投げて遊んだだけの場所だ。
父はだいたい、川の流れをじっと見ていた。
母はバスケットの中からみかんを出して、皮をむいてくれた。
僕は石を投げて水しぶきを上げるのが楽しくて、濡れて叱られた。
ちょっと洒落たピクニックだった。
そんな他愛もない時間が、今になって宝物みたいに浮かんでくる。
今はもう、車椅子では行けない場所になった。
でも、行けないからこそ思い出す。
今じゃ熊もでるんだろうなあと思う
紅葉の光の濃さ。あの頃の水内川の音は、今でも耳の奥に残っている。
観光地のように整備された場所もいいけど、
こういう「何もない」場所の記憶は、なぜか鮮やかだ。
紅葉は派手に咲くわけでもなく、ただ季節の順番どおりに色を変えていく。
その静けさの中に、人の暮らしも流れている。
今年も、きっとあの谷では葉っぱが色づいているのかな?
皆さんのお気に入りの場所はどこですか
