今週のハイライト

映画が公開されるとあっという間に
日本の公開映画興行収入を塗り替えた「鬼滅の刃」
それ何?アニメでしょ?的な同輩にちょっと説明しておこう。

鬼滅の刃の舞台は大正時代の日本。
東京の奥地に暮らす竈門炭治郎が父の死後、
炭焼きの稼業をしながら6人兄弟を養う。
ある日帰ってくると鬼に兄弟は殺され唯一生き残った妹の禰豆子も
凶暴な鬼に変身仕掛けている。
妹を人間に戻すため鬼の絶滅を目指して鬼殺隊に入って
鬼退治に出るというのが大体の物語だ。
何故ここまでこのおどろおどろしいアニメがボクたちの心に
入ってきたのか。

それはまず、炭治郎の一途さにある。
妹を助けたいという一心。迷いはない。
世界を救おうとかそんな大それたものではなく、
愛する妹のために戦うことにある。
今の日本、大正時代の家族像とは大きく変わった。
いや大正どころじゃない、昭和生まれのボクだってすでにガラパコスだ。
独身で一人を楽しむ人がいたり
家族を作ったって離婚や独立だって当たり前だ。
自分のあり方を見つめるこの時代、それが自由に選択できる世の中だ。
自分を自由に表現のできる。一体何をしたいのか?
最近の人々は子どもの頃から自分探しを自由と共に強いられる。
「何になりたいかなんで夢で言えてた年齢ならともかく
そうそうあるわけでもない」
そう思っている若者もたくさんいるだろう。
昔のように家族のしがらみを気にすることも制約もない。
家族に縛られてがんじがらめな人生を送るなんて過去の話。
その代わり家族で力を合わせてとか、家族のためにっていうのは
なかなか難しい世の中になってきた。
自分は自分で自由と自分探しの旅に出る。
「鬼滅の刃」はそれの逆をいく。気持ち良いほど迷いもない。
家族のために一人戦うのだ。
鬼というそれぞれの家族の問題や世の中の問題と炭治郎は戦うのだ。
その姿に共鳴を受けるのはきっと日本のみんなが心の中で求めている
無償の愛があるからだと思う。


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