今月のキーワードは「デジタルツイン」。
現実と同じ都市空間や、工場等のコピーを
仮想環境に再現する技術のことだそうです。
現実世界と仮想世界が対になっているため、この名前となりました。
デジタルツインで作られた仮想世界でシミュレーション等を行い、
現実世界で起きうることを予測する、というもの。
実用化が現実味を帯びてきたため、様々な業界から注目を浴びています。
医療分野では、人体のデジタルツインモデルが開発され、
医療機器のシミュレーションや病気予防に活用したり、
病院そのものの最適化に生かす、といったことができます。
さらに、工場や物流、都市計画といった場面での活用も考えられています。
将来的には、地域の課題への対応を自動化する
スマートシティの実現も期待されています。
株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。