今年最後のDear Partners、2023年のキーワードをもとに
1年を振り返ってお話しいただきました。
超少子高齢化が進む日本、社会保障制度の持続可能性が問われた年。
医療・介護・福祉従事者の方々の賃金上昇などを目的として、
来年4月の診療報酬、介護報酬、障害福祉報酬の改正内容が報道されましたが、
年々増加する社会保障費は、国民一人一人の肩に大きくのしかかっています。
ただ、医療・介護・福祉領域の労働環境の整備も重要な課題となっています。
一方で、薬価等の改定はマイナス1.0%に。
医療費の抑制のために止むを得ないことですが、
ドラッグ・ロスの要因につながる、悩ましい課題となっています。
ムダのない効果的な医療・介護・福祉サービスの
提供に向けた根拠に基づく施策の実行と、
私たち自身の健康寿命を延ばしていくための取り組みが重要となってきます。
そこで効果的なサービスを提供するための施策に
準備が進められようとしているものが医療デジタル・ツインです。
その実現には、電子カルテ情報共有サービスや
科学的介護情報システム「LIFE」、
「全国医療情報プラットフォーム」の実現が急務となります。
社会システムのDX化が更に進めば、サービスの効率や質も上がります。
限られた資源のを技術の利用で有効活用していくことが求められるそうです。
その実現に向けて、レスコさんは電子カルテの標準化と、
よりオープンなヘルスケア技術の実現に向けて
最大限の努力を重ねていく、とのことでした。
株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。