今週のハイライト


今月のキーワードは『API』。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、APIとは
「Application Programming Interface」の頭文字を
とったもの。
「異なるソフトウェアアプリケーション同士が情報を
相互利用するためのルールや仕組み」のことです。

APIには様々な種類がありますが、一番広く使われている
API方式は REST API。Webサービスやクラウドサービス
との相性が良いため、SNSの投稿データを取得したり、
オンラインショッピングの在庫情報を確認したりするのに
使われています。

医療の世界では特に病院の情報システムにおいては
今年1月に厚生労働省の医療DX推進チームにてAPIへの
対応方針が検討されました。これによると2030年までの
出来るだけ早い時期を目標に病院に導入していく方針なんだ
とか。
例えば病院の電子カルテがAPI連携によって接続されると
生成AIなどの最新サービスだけでなくWEB診察予約などの
従来型サービスとも連携することで患者さんの利便性向上
も期待されています。

APIという言葉に馴染みがなくても、私達の生活は
どんどん便利になっていっているんですね。
これからの医療サービスの進化にも注目です。

株式会社レスコの福井啓太さんに教えていただきました。



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