今回のキーワードは「病院情報システム等の刷新に向けた協議会」
病院のコンピューターが変わると、医療も変わります。
これまでの病院の「個別最適」の状態を見直し、
もっと効率的に、もっと安心して医療が受けられるようにしようと、
国が立ち上げようとしているのが、
『病院情報システム等の刷新に向けた協議会』です。
簡単に言えば、「全国の病院のITをどう変えていくか、
そのルールづくりをする場」。
現在は、病院ごとにバラバラだった電子カルテやレセプト、
検査・薬のシステムを、クラウドを使って統一し、安全に、
便利にしていこうという方針が話し合われる予定です。
うまくいけば、、こんな未来が実現するかもしれません。
・引っ越したとき、転院先の病院でも前の診療歴がスムーズに引き継がれる
・災害時、紙のカルテが消えても、
クラウドに保存されたデータで医療が継続できる
・高齢者施設などでの情報共有もスムーズに
・病院スタッフが、IT保守に時間を取られず、本来の医療に集中できる
進めていく上での課題は、
クラウド化によって費用が必ずしも下がるとは限らないこと、
多くの部門システムが依然としてオンプレミスで稼働しているため、
クラウド型の電子カルテ等との接続を見直す必要があること。
またクラウド移行に伴って、ネットワーク構成やセキュリティポリシーを
抜本的に見直す必要があること。実装における課題も多くあります。
こうした指摘に向き合いながら、制度としてどう支援し、
どこまで整備するのかが、今まさに議論され始めているそうです。
この取り組みが実現すれば、私たちが受ける医療は、
もっとつながり、もっとわかりやすく、
そして、もっと安心できるものになっていくはずです。
医療の未来を支えるのは、技術だけではありません。
こうした改革をどう受け止め、どう社会に活かしていくか・・・
私たち一人ひとりの関心と理解も、欠かせない要素だと思います。
株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。
