今月のキーワードは「Claude Mythos(クロード・ミュトス)」です。
アメリカのアンスロピック社が4月7日に発表した、新しいAIです。
どんなものかというと、「自分で、人間に代わって、
コンピューターシステムの穴を見つけ出すAI」です。
社内でのテストでは、世界で長年使われているソフトウェアの中の
これまで気付かれていなかった穴を見つけ出しました。
また、その穴をどうすればコンピューターを乗っ取れるのか、を
AIが自分で分析してやってしまったという報告があり、
さらにAIが勝手にインターネットにつなぎ、開発者にメールを送ってきた、
ということもあったそうです。
この結果から、アンスロピック社は
このClaude Mythosを公開してはいけないレベルのAIと判断し、
現状は「Project Glasswing」という、ごく限られた12の組織だけに、
「守りのために使う」という条件で、限定的に渡しています。
日本でも、このAIについての会見を片山金融担当大臣が行い、
「今そこにある危機」と表現されています。
この会見に先立ち、金融庁で開かれた会合では、
日本の金融システムの心臓部のトップが集まりました。
「3つのメガバンクがClaude Mythosのアクセス権を近く取得する見通し」
という報道もあり、
金融庁を中心とした36の組織が参加する作業部会が立ち上がりました。
ここまで聞くと、怖いお話に聞こえるかもしれませんが、
国の動きを見ていると、日本という国が危ないと気づいたらちゃんと動ける、
という国であることもわかったかと思います。
皆さんが「うちのかかりつけ、大丈夫かな」と気にしてみる、
というのも大切になってきますね。
株式会社レスコの藤川佳應社長に教えていただきました。
