今日の深掘りシャベルは、視覚障がいについて。
『風になってください 視覚障がい者からのメッセージ』
というエッセイの著者、松永信也さんに、
視覚障がいについて、特に私たちが知らない感覚的な部分について、
朗読を挟みながら、教えていただきました。
目が不自由と言っても、
全盲の方もいれば、見えにくい、という方もいます。
見えにくい方の中でも、見え方は人それぞれ違います。
視野障がいがあり、白杖を使っているけれど、
スマホの画面は見える、という方もいます。
その点をわかってほしい、と松永さんはおっしゃっていました。
外出時、さまざま不便が生じます。
横断歩道を一緒に渡りましょうか?と声をかける、
バスで立ってらっしゃる方に、空席を案内する。
そんな簡単なことだけでも、いいかもしれませんね。
今日の放送を聴いて、
視覚障がいについてもっと知ろうと思ってくださった方、
松永さんの著書をぜひ読んでみてくださいね。
今日の深掘りシャベルは、以前読書会でご紹介した、
『クレーム対応「完全撃退」マニュアル』の著者、
援川聡さんに、スタジオにお越しいただきました!
援川さんは、元刑事の経験を活かして、
株式会社エンゴシステムを設立され、
クレーム対応のプロとして活躍されています。
今日は、リスナーの皆さんからお寄せいただいたメールから、
困ったことや対処法、どこからがクレームか、など、
具体例を元にお話しいただきました。
SNSの普及などで、クレームが多様化している現代。
全ての要求を飲もうとするのではなく、
できないことは「できません」と答えることも大切だとか。
気になった方は、援川さんの著書もご覧になってみてくださいね!
今日の深掘りシャベルは、以前番組でも話題になった、
男子高校生の脱毛事情について!
本通りで行った現役高校生への街頭インタビューや、
リスナーの皆さんからのメールを元に、
広島修道大学 人文学部の河口和也教授に、社会学的に分析していただきました!
インタビューでは、
「最近の若者には脱毛が流行している」という意見や、
「今は脱毛していないけど、今後してみたい」という意見もありました。
河口先生によると、男子大学生も「脱毛していない」人が多かったそうです。
男らしさの象徴として見られていた毛が、
社会の変化につれ、女性の意見が強くなってきた結果、
毛が多いのは清潔感がない、という評価になってしまっている部分も。
また、社会の中でコミュニケーションが
重要視されるようになってきたことから、
美的感覚が能力の一つとなっていることも挙げられました。
今後も気になったこと、調査に乗り出していきますので、おたのしみに!