今日は、一文字&岡がここ最近憧れてやまない「縄文時代」を深堀り!
しかし歴史の授業では、1ページくらいで、
意外と知られていない縄文時代・・・
ということで今日は!
尊敬する人は縄文人、和樂webライターの縄文女王こと、
笛木あみさんに改めて縄文時代について教えてもらいました!
縄文時代とは、今からおよそ1万5000年前から2500年前までの
1万2000年〜1万3000年くらい続いた時代のこと。
縄文時代は、日本列島に生きている人々がはじめて定住を実現した時代。
定住すると、ムラを作り、集落ごとにグループがわかれて、
「地元とよそ」という概念ができて交易がはじまったり、
仲間意識を高めるための祭祀をしたり、祭祀のための道具を作ったりと
生活がいろいろガラッと変わります・・・!
春には山菜をとり、夏には魚をとり、
秋には木の実をひろって、冬には狩猟をする…
というように、自然環境に合わせて人間のほうが
自由に生業を変えるような生活をしていたそうです。
一つの生業に頼っていたのではいつ食糧がなくなるともわからない。
だから彼らは、海民であると同時に猟師であり、ギャザラーであり、
技術屋であり、自然のことをよく知っている知識人でもあった。
縄文人は、「ひとつながりの自然」の中に、自らを組み込んで暮らした。
だからナチュラルに自然への倫理観を保つことができた。
だからこそ、持続可能な社会、
1万年以上続いたともいえるのではないでしょうか?
縄文人は、自分は自然の一部であり、自然は自分の一部であるというふうに、
人間を含んだ自然を、大きなひとつながりのものとして捉えた上で
生活を営んでいたようです。
なので、現代のように、規則やルールによって自然への倫理観を
保つ必要はなかったのではないでしょうか?
最後に笛木さんが、
「ルールや規則は、守るか守らないかの二択だからすごく窮屈だし、
意識しないと忘れられてしまうものだけど、
自分に組み込まれているものだったら、
自分のことを考えるのと同じですから、
ルール化しなくても倫理観て保たれる、
それが、縄文的サステナビリティの肝なのでは?」
と仰っていたのがとても印象的でした。