今週の深堀シャベル


阪神淡路大震災で最愛の息子さんを亡くされた、加藤りつこさん。
絶望から這い上がることができたのは、
「盈進学園ヒューマンライツ部」との出会いだったとおっしゃいます。
今回、ヒューマンライツ部の皆さんに、お会いしてきました。


盈進中高等学校のヒューマンライツ部には、活動のテーマが大きく4つあります。
 ・地域貢献活動
 ・ハンセン病問題から学ぶ活動
 ・東北などの被災者支援交流活動
 ・核廃絶の署名活動
3つの柱である、忘れない、寄り添う、学び続けるを大切に、活動を継続しています。

皆さんは、学んだことをプレゼンテーションしたり、作文を書いて発表したりしています。
放送では、皆さんの書いた作文や、活動を通して考えたこと、学んだことについて
インタビューした様子をお届けしました。

「正しく知って正しく行動する」
皆さんがハンセン病の療養所を訪ねて出会った、キムテグさんの言葉です。
核廃絶の署名活動では、被爆者の方から直接被爆体験を聞くことができたこともあるそうです。
部員のひとり、重政優さんは、これまでの核廃絶の署名活動や、
「ハーフじゃなくてダブル」という考え方を書いた作文がきっかけでローマ法王に謁見し、
核廃絶への思いを直接訴えたそうです。

加藤さんは、ヒューマンライツ部の皆さんと出会い、
生きる希望を見出すことができたとおっしゃっていました。
番組では、皆さんとの交流を今後も続けていきます。
これからお伝えしていくヒューマンライツ部の活動も、
皆さんに届き、考える機会になってほしいと心から願っています。


ヒューマンライツ部の皆さん、ありがとうございました!



TOP