つどいのひろば


今月も元気に登場した詩人のアーサー・ビナードさん。
今日はアメリカの詩人サイモン・J・オルティスの
「SPEAKING」という詩をアーサーさんの翻訳で紹介してくれました。

アーサーさんが付けたタイトルは、「代わりに話す」。
生まれたばかりの息子がそこに生きる虫たちや葉っぱと
自然と会話を始めている。何語か分からない言葉で語り合っている。
という詩。

この番組のパーソナリティ一文字弥太郎さんが亡くなってから丸4年。
「伝えて、繋いで、話す」一文字さんの事も思い返す時間になりました。



今日のつどいのひろばは、
現代の会社員、特に中間管理職の悩みに向き合う、ということで、
戦略人事パートナー ニコトモ株式会社の代表取締役社長 
山下浩史さんにお越しいただきました。

人事の専門家として、
さまざまな企業の相談に乗られているニコトモ株式会社。
皆さんがどんなことに悩んでいるのか、
そしてどう対応したらいいのか、教えていただきました。

コロナ禍のリモートの余波や、
若手社員とのコミュニケーションの取り方、
数年での離職者が多い、などなど、悩みは色々ありますよね・・・

山下さんが考える、仕事において大切なことは「面白さ」。
単純に楽しい、ではなく、成長を実感したり、
新しいことに取り組んだり、といった「面白さ」をどう見いだせるか。
上司としては、部下が仕事の面白さを実感できるように
見守ること・指示を出すことが大切だそうです。

そんな山下さんのノウハウを詰め込んだご著書が先月に発売されました。
山下浩史著『こうして私たちは現場から会社を変えた』
マネジメント社から販売中です。
悩みを抱えた会社員の皆さん、ぜひご覧ください!



今日のつどいのひろばは、最新AI事情を深掘り!
ナチュラリストでAIの話と言えば、
横川にある街のホームページ屋さん、株式会社リコネクトの
北村真弘社長にお越しいただきました!

目まぐるしく進化し続けているAI、
岡さんもチャッピー(ChatGPT)やGeminiを愛用しているそうですが、
北村さんに聞く最新事情に私たちは追いつけていません・・・

AIとAIの会話が成り立つのか、試してみたり、
皆さんからの質問にも、お答えいただきました。
時間切れになりましたが、聞きたいことは山ほど・・・!
またどこかで続きを!

AIがこれからさらにどうなっていくのか・・・
末恐ろしい気もしますが、上手に取り入れていきたいですね!



東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今日は「子どもとあいさつ」をテーマに、お話を伺いました。

挨拶をしない子が増えた、挨拶が軽くなったという声が聞かれますが、
喜田先生によると、礼儀が失われたという簡単な話ではなく、
社会の構造そのものが変わった結果とのことでした。

昔は、挨拶をするのは、関係をつなぎ続けるという意思表示であり、
この集団のルールを守る、という生存戦略でした。
現代は、挨拶は大事だけど昔ほど命がけじゃない、という
無意識の感覚があるそうです。

そこにもう一つ、防犯意識の高まりが要因として関わってきます。
挨拶をしない子が増えたのは、怠けている、礼儀を知らないというより、
今の社会環境の中で、ちゃんと状況判断をしている結果とも言えます。

子ども同士や先生との挨拶については「なくなった」というより、
形式的な挨拶が減った、ということだそう。
敬意がなくなったというより、関係性の作り方が変わり、
挨拶が、省略されやすい形になっているとか。

喜田先生によると、子どもたちの防犯のためにも、
地域の大人の方々にできることは三つ。
一つ目、あいさつは一方通行でいい。返ってこなくても、気にしない。
二つ目、子どもを評価しない。“あいさつできた・できない”で判断しない。
三つ目、見ているよ、気にかけているよ、という姿勢を伝える。

それだけで、子どもたちはちゃんと守られています。
挨拶に限らず、人に期待しないこと、だそうです。

放送の内容について、詳しくは「こちら」をチェック!

そして、喜田先生からお知らせです。
「第23回 福山はぐくみ研究会 公開フォーラム」 を開催
テーマは「子どものやる気を引き出すには?
〜意欲を育てる関わりとその実践方法を探る〜 」

日時は、2026年2月1日(日)午後2時半 開始(午後2時開場)
会場は、福山市霞町のまなびの館ローズコム 4階 中会議室。
お申し込みは、東林館高等学校のHPから。


1月17日、阪神淡路大震災から31年を迎えた今日は、
震災で最愛の一人息子を亡くされた、加藤りつこさんと番組との出会い、
そしてりつこさんの息子、貴光さんをきっかけとされた音楽会について
取材した様子をお届けしました。

りつこさんと、週末ナチュラリストが出会ったのは、2015年。
震災発生から20年の年でした。
貴光さんがびしばしリスナーだったことからつながったご縁。
それから幾度となく、お話を聞かせていただいたり、
神戸で祈りをささげる時間を共有させていただいたり・・・
気付けば、りつこさんとの出会いから11年が経っていました。

災害で大切な人を失ってしまうことの悲しみや命の大切さを、
講演などで伝え続けてきたりつこさん。
さまざまな人との出会いを続けることで、不思議なご縁が広がり、
貴光さんの名前を冠した音楽会
「加藤貴光 折り鶴音楽会」の開催へとつながっていきます。
きっかけは、貴光さんがりつこさんに書かれた
「親愛なる母上様」という手紙でした。

昨年12月20日、貴光さんの誕生日に行われた音楽祭は、
7回目の開催となりました。
会場は、貴光さんが亡くなった夙川地区の公民館。
りつこさんにとって、足を運ぶのがつらい場所でした。

今回出演されたのは、
熊本で活動する音楽デュオ「Viento」の吉川万里さんと竹口美紀さん、
クロマチックハーモニカ奏者の岡直弥さん、
オペラ歌手の井上敬子さん、そして詩人のアーサー・ビナードさん。
放送では、皆さんの演奏も一部ですが、お届けしました。

音楽会の開催を通して、
りつこさんにとって、夙川は苦しい場所ではなくなったそうです。
貴光さんを喪った悲しみを抱えながら歩いていける、
辛い思いを抱えている人も、孤独にならないで一歩踏み出すことが大切、
とお話ししてくれました。

皆さんにとって、りつこさんの言葉、そして音楽会の演奏は
どんな風に感じられたでしょうか。
これからも、貴光さん、一文字さんがつないでくれたりつこさんとのご縁、
皆さんにお届けできれば幸いです。




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