毎月お送りしている、
東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月は、第4週目にお越しいただきました。
今月のテーマは・・・「子どもたちのマスク生活」
新型コロナウイルスの流行により、着用が求められるようになったマスク。
学校などの集団生活では特に、必須となり、
子どもたちの中では、クラスメイトの顔を知らない、なんてことも。
そんなマスクの着用ですが、先日政府が、新たな指針を出しました。
マスクは子どもたちにどんな影響を与えているのか、
そしてこれからどうなっていくのか、喜田先生に伺いました。
詳しくは「こちら」をチェック!
そして、喜田先生からお知らせです!
◎第9回ふくやま不登校セミナー
「子どもが『学校に行きたくない』と
言い出した時の保護者の対応、先生の対応」
今夜7時からスタート、夜9時まで。参加費無料です。
場所は、福山市千代田町1丁目1-2
エフピコアリーナふくやまの多目的室です。
申し込みは、東林館高校のHPから。
一文字弥太郎さんが亡くなった。
そんな事実を伝えることになって、今日で1年が経ちました。
今でもこの冒頭の文章を書いても、信じられない思いが去来します。
岡さんをはじめ、リスナーの喪失は未だ大きく、計り知れないものです。
そんな思いに寄り添う、1篇の詩を紹介しました。
タイトルは、「さよならのあとで」。
イギリス教会の神学者、ヘンリー・スコット・ホランドさんが書いたもので、
発表されたのは、100年以上前の作品になります。
この詩は、日本では長い間、絶版となっていましたが、
2012年に復刊されて、改めて日の目を浴びました。
この「さよならのあとで」を復刊した、島田潤一郎さんに、
どうして、100年以上前の作品を出版するに至ったのか、お話をうかがいました。
島田さんは、2008年に従兄を事故で亡くされました。
ある日、親しい人がいなくなることが信じられなかった。
悲しいというより、恐ろしい気分だったと回想します。
文学青年だった島田さんは、今まで以上に本を読むことに没頭。
その中で、この「さよならのあとで」に出会ったそうです。
島田さんは、この本を出版するために出版社を立ち上げ、
ひとり出版社を立ち上げ、本づくりに奔走することになります。
最初は従兄のご両親である叔父、叔母を慰められればいい。
そんな思いでスタートした本の製作でした。
叔父と叔母のためにと思って仕事をしていたそうです。
しかし年を追うごとに、
彼がある日いなくなったから、こういう仕事をしている。いるなら、この仕事はしていない。
従兄のことを思い出すと、力をもらえると感じているそうです。
私達が声とか仕草を思い出せれば、その人は生き続けるのです。
「さよならのあとで」
あなたが大きな悲しみを背負った時、思い出して開いてほしい一冊です。
家計を苦しめる物価高や光熱費の高騰…
そんな時こそ家計を管理して立ち向かおう!ということで、
広島友の会の桑原恵理さんに、
家計簿のつけ方・生活への活かし方を教えてもらいました!
家計簿って、創刊されたのはなんと1904年!
友の会を創った羽仁もと子さんが作ったものがはじまりで、
120年近く、形を変えずにあり続けているとか!
この羽仁さんの家計簿の特徴が、「予算」を立てること。
収入の中で暮らすためには、確かに大事なことですね。
ただ、つけた方がいいよな~と思いつつ、なかなか実行に移せないことも…
(ちなみに岡さんは、20回はつけ始めた記憶があるとか…)
そんな皆さんは、アプリを活用するといいみたいですよ~!
桑原さんが使っているのは「クラウド家計簿 kakei+(カケイプラス)」!
入力にかかるのは毎日1~2分程度。
集計も自動で、グラフも作ってくれるので、見やすかったです!
友の会では、何に使いすぎたか、どう工夫すれば、など共有して、
皆さんでやりくりに役立てているそうです。
生活を見直すためにも、家計簿、始めてみませんか?
現在、横川シネマ、シネマ尾道で公開中の映画「チョコレートな人々」をご紹介しました。
映画「チョコレートな人々」
愛知県豊橋市に本店を構えるチョコレート専門店、お店の名前は「久遠チョコレート」。
全国に52の拠点があり、福山や尾道にもお店を構える人気店に成長しました。
久遠チョコレートの代表・夏目浩次さんは、
チョコレートの味以外にも、あることにこだわっています。
それは、障害者を雇うこと、そして適正な賃金を支払うこと。
従業員、およそ570人のうち、およそ6割が身体や心に障害を抱えています。
自閉症、身体麻痺、知的障害など、様々な障害を抱える人が集まる会社の代表として奮闘する、
夏目さんの17年間を追った、ドキュメンタリー映画です。
映画のプロデューサーである阿武野勝彦さんにお話をうかがいました。
阿武野さんは、たくさんのドキュメンタリーを作られていますが、
戦争と障害者に関しては、避けて通ってきた題材だったと言います。
たくさんの人が作っていて、一つの型がある気がしていて、
観る人も見飽きたり、避けているのではないかと感じていたそうです。
だけど、久遠チョコレートの夏目さんは、障害者の居場所を作るために奮闘します。
その様子は、正面から社会の矛盾と立ち向かっています。
その姿から「どうやってわたしたちは働き、どうやってわたしたちは社会を作っていくのか」
といった命題を考え直すきっかけになるのではないかと話します。
これからの世界、他者とどう関わるかが重要なテーマになる。
そのために大事なのは、目配り、気配り、おせっかい。
おせっかいな人が、社会を混ぜられるようになると。
勇気を出して、他者に踏み込んでいきましょう。
チョコレートは、温めれば、何度でもやり直せる。
ぜひ、映画「チョコレートな人々」ご覧ください。
映画「チョコレートな人々」
横川シネマ:2/16(木)まで シネマ尾道:2/10(金)まで
※上映時間などは、各映画館のHPをご覧ください。