つどいのひろば


毎月第三土曜日にお送りしている
東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月は、第四週目にお送りしました。
今月のテーマは「日本の教育課題」でした。

文部科学省が提示している「現在の教育に関する主な課題」から、
「読解力の低下・体力の低下・食育の推進」の3つに絞って伺いました。

子どもたちの読解力は低下傾向にあり、
中学生・高校生で1ヶ月に1冊も本を読まない生徒が多いなど、
活字離れも進んでいます。
原因と対策について、詳しくお聞きしました。

また、体力の低下の理由や、食生活の変化の影響など、
それぞれの教育課題について、
どう考えられているのか、喜田先生に教えてもらいました。

詳しくは「こちら」をチェック!



今回うかがったのは、佐伯区湯来町の「久保アグリファーム」、
1年間でおよそ10万人が訪れる人気の牧場です。
お話をうかがったのは、サゴタニ牛乳の3代目、久保宏輔さんです。



久保アグリファームには牛舎があって、
そこでおよそ120頭の乳牛が飼われています。
酪農には、牛舎で飼ってお乳を搾る「舎飼い(しゃがい)」と、
放し飼いで飼う「放牧酪農」があります。
久保さんが今挑戦しているのが、放牧酪農への転換。
徐々に乳牛が放し飼いで育てられる場所を増やしていき、
将来は「完全放牧酪農」を目指しています。


ロールベールラップサイロ(牛の大好物サイレージ<発酵した牧草>)


ところが、なかなか理想だけでは経営は成り立たないのが現実です。
久保さんの計算では、現在の牛舎で飼うスタイルから、放牧に切り替えると、
おそらく牛乳の採れる量は、およそ半分になる。
当然、収入も半分…。経営面での不安は大きい。
そのために、現在久保さんはいちご農園を作ろうとしています。
牛乳と相性のよいものを牧場に集めて、
強みを増やして「みんなの牧場」を作りたい。
去年から準備をはじめ、今年にはいちごの収穫ができる予定でした。
ところが…、
湯来町は去年の12月22日から24日にかけて記録的な大雪が降り、
ビニールハウスが倒壊…。
まさかの出来事にくじけそうになった久保さんでしたが、
再チャレンジを決意。
銀行から融資を受けたり、クラウドファンディングに挑戦しながら、
今度は「災害に強いビニールハウス」を目指しています。

クラウドファンディングサイト

酪農は、なかなか厳しい現実があります。
ロシアのウクライナ侵攻に加えて円安も手伝い、牛の飼料代が高騰。
コロナ前の1.5倍~1.7倍とも言われていて、
離農を考える酪農家も少なくないそうです。
その中で、久保さんは、
酪農は人生の一部。なくなることの苦しみがある。
牛を飼うことが生きていく証だと語りました。
わたしたちの牧場がいつまでも続くように、
何かできることをコツコツ積み上げる。
久保さんの想いを受け取った取材となりました。




お寺の掲示板の言葉、足をとめてみたくなるものがありますよね!
今日は、掲載している方に聞いてみようということで、
中区八丁堀にある、浄土真宗 超覚寺の 
和田隆恩住職にお越しいただきました!

4月1日に行ったナチュラリスト企画会議、リスナーさんから
お話を聞きたい人としてお名前が挙がった和田住職!
岡さんも超覚寺の掲示板、気になっていたそうです!

和田住職が超覚寺のご住職となったのは、2012年の春。
30歳で脱サラして広島に来られたそうです。
八丁堀という街中にあるお寺として、
地域の方ともつながるような取り組みもなさっています。

今日は、和田住職のお気に入りの言葉や
リスナーさんから送っていただいた、印象的な言葉など
ご紹介しながら、お話を伺いました。

掲示板の言葉、考えているのは、なんと和田住職お一人!
書くのもすべて住職がされているとか!
基本的に、1日に2枚、貼られています。
その日にどんな言葉にしようか考えるのではなく、
1年分ほど言葉をストックされているそう・・・!
1週間分まとめて書いているとのことでした。

必ずしも和田住職に刺さった言葉ではなく、
これはどうだろう、と思いながら選ばれることも。
今は年に700以上も書かれているため、気楽に取り組んでいるそうで、
思いもよらない反響をいただくこともあるとか。
これまで書かれたのは、ざっと数えてもなんと3000以上・・・!

地域的にお寺の前を通らない方も、SNSでご覧になれますよ!
FacebookやInstagramで「超覚寺」と検索してみてくださいね!



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