今週のゲストは、小説家・ジャーナリストの穂高健一先生。
昨年 11 月に出版された
『妻女たちの幕末~大奥の最高権力者 姉小路の実像~』から、
女性の視点から捉えた、幕末の動乱機について伺いました。
作品の舞台は、徳川12代将軍家慶の頃の「大奥」。
最高権力者である上臈御年寄の姉小路を主人公に、
新たな幕末史観が描かれます。
女性たちの華美な空間だと捉えられていた大奥の、本当の役割とは?
今日は、「えっ!?大奥って、幕末ってそうだったの!?」と思う
ポイントについて伺いました。
「大奥」は、将軍以外の男子禁制、多くの女性で作られるイメージ。
しかし、上層部の女性は、将軍や幕閣らの政治に参加していた!
阿部正弘が25歳という若さで老中首座に抜擢、
それを進言したのは姉小路だった、それだけの発言権を持っていた!
ペリーの来航、動揺したように描かれがちだが、
実は幕府は「アメリカには戦争の目的がない」と事前に知っていた!
などなど…驚きの内容がたくさん出てきましたね…!
気になった方は、ぜひ穂高健一著
『妻女たちの幕末~大奥の最高権力者 姉小路の実像~』(南々社)
を手に取ってみてくださいね!
東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「不登校の現状」でした。
最新のデータで、2023年度の不登校の小中の児童生徒数は約30万人、
2010年度には約12万人だったので、倍以上になっています。
また、自殺した小・中・高校生は、認知された数で
2010年度は156人、2022年度は514人となり、
いずれの数も少子化の中で増え続けています。
喜田先生によると、社会そのものが昔と比べて変化しているので、
学校が合わない、という子がいるのは当然のこと。
問題の本質は、合わない場合に他の環境がないこと、だそうです。
子どもが不登校になった時、
保護者としては、孤立するのがいちばんよくありません。
一人で抱えず、誰かに相談する、話を聞いてもらうことが大切です。
周りの方が悩んでいたら、受け入れて話を聞く姿勢を持ちたいですね。
学校や自治体によっては、フリースクールに繋いでくれることもあります。
逆に子どもに寄り添うには、根掘り葉掘り聞かないこと。
理由が自分でもわからない、という子もいます。
ただ、いじめに遭っている場合は、早く環境を変える必要があります。
悩んでいる子にも、マッチする学校はあるので、
悲観せず、次の一歩を踏み出してほしい、とのことでした。
また、受験シーズンのいま、しんどい思いをしている子には、
大事なのは結果よりプロセス、
保護者には、条件的自己肯定感ではなく、
絶対的自己肯定感を大事にしてほしい、とのことでした。
詳しくは「こちら」をチェック!
毎月第4週目のDear Partnersにご出演、
株式会社レスコの藤川佳應社長、
お久しぶりのアニソン特集を開催しました!
辰年にちなんで「ドラゴン」をテーマに選曲いただきました!
ラインナップは・・・
♪ロマンティックあげるよ/橋本潮 『ドラゴンボール』エンディング
♪夢を信じて/徳永英明 『ドラゴンクエスト』エンディング
♪われらガッチャマン/ささきいさお、コロムビアゆりかご会
『科学忍者戦隊ガッチャマンII』オープニング
♪ドラゴン・ロード/串田アキラ 『仮面ライダーZX』イメージソング
そして、先日の令和6年能登半島地震で、
焼失してしまった輪島市の永井豪記念館。
永井豪さんの作品から、1曲お送りしました。
♪怒りの獣神/弘妃由実 『獣神ライガー』オープニング
まだまだ引き出しはたくさんあるということですので、
第三弾もどこかでお願いする予定です!
今度はどんなテーマでの開催になるのか…皆さんもお楽しみにー!
今日のつどいのひろばは、
節目に時々開催する、公開企画会議の時間でした!
リスナーの皆さん、さまざまな企画案を送っていただき、
ありがとうございました!
いただいた企画案をもとに、
これならできるかも、方向性はこっちの方がいいのでは、
時間をかけてやってみる?誰か探してみようか?などなど、
岡さんとスタッフでいろいろ議論しながら・・・
どんな企画が実現するのか、楽しみにしておいてくださいね!
そして今日の放送は2024年になって初回でした!
普段よりゆる~っとお届けしました。
今年も楽しみつつ、学びつつ、週末ナチュラリストを作っていきますので、
引き続き、よろしくお願いいたします!