東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「子どもの励まし方」でした。
「励ますこと」は、受け取る側の解釈によるところが大きく、
言葉選びの前に、信頼関係の深さが重要です。
励ますのがモチベーションを上げるため、の場合は、
結果よりも経過で評価してあげること。
データ上では、結果をほめる、評価すると
逆効果になりやすいと出ているとか。
頑張っている過程をほめてあげることが大事です。
そして、相手の求めているものが何かを探ること。
励ましではなく、寄り添うことや共感を求めていることもありますよね。
励ますことは、目的ではなく手段だと自覚しておくことも大切です。
重要なのは「背中を押す強さとタイミング」。
励ましは、突き放す行為になってしまう可能性もあります。
相手を観察して、知って、見極めることが必要です。
今月のお話を総括すると、子どもを励ます時に気をつけたいことは、
1.相手が求めているものが何かを探る。
励ますことがゴールではない、あくまで手段の1つだと分かる。
2.全部を自分で背負うことをやめる。
人は何を言われるかよりも、誰に言われるかを重要視する人が多いと知る。
3.一度で決めに行かない。深い人間関係はトライ&エラーの繰り返し。
相手を観察しながら、適宜トライしていくことが大事。
詳しくは「こちら」をチェック!
今週のつどいのひろばは、
岡さんが最近出会った、素敵な1冊について。
『先生あのね 1年1組かしま教室①ひみつやで』という本です。
監修をされた、むかいさとこさんにお話を伺いました。
神戸市で小学校教諭をされていた、鹿島和夫さんが始められた
「あのね帳」をご存知でしょうか?
小学校1年生の子どもたちが毎日詩を書いて先生に伝え、
さらに先生が返事を書く、という対話ノートです。
本には、鹿島先生と児童の皆さんの40年間の対話の中から、
189の詩が掲載されています。
むかいさんは、鹿島先生となんだか運命を感じるような出会いをされ、
志を引き継いでいらっしゃいます。
先生と子どもたちのやり取りを目にして、
読者としてたくさんの大人が影響され、
心が動いた方からメッセージをいただくこともあるそうです。
自分のありのままだった頃のことを思い出させてくれるあのね目線、
大事にしていきたいですよね。
どんな方に特におすすめですか、とお聞きしたところ、
「言葉を話す方ならどなたでも」とのこと。
決して教育書や子ども向けの本ではないんです。
むかいさんのお気に入りの詩もご紹介いただきましたよ。
思わず、ハッとさせられる、小学生の視点、
みなさんもぜひ触れてみてくださいね。
今日のつどいのひろばは、
ナチュラリストには久しぶりの登場。詩人のアーサー・ビナードさんを
お迎えしました。
今月から月に一度、アーサーさんに一遍の「詩」を紹介してもらう
「ポエムは朝ひらく」をお届けします。
今月紹介したのは
「やきとり・蛮屋」 / 菅原克己
菅原克己は宮城県出身、昭和期の詩人。(1911-1988)
詩は、ある夜の焼き鳥屋「蛮屋」を舞台にしたもの。
たくさんの人が集い、それぞれに楽しく過ごしています。
昭和時代前半の日常を描いた詩ですが、この一編の詩から
アーサーが感じたこととは。
不思議にいまの時代に通じるメッセージとは。
ぜひ、radikoタイムフリーで聴いてみてください!
今日のつどいのひろばは、
西区横川、街のホームページ屋さん、
株式会社リコネクトの社長、北村真弘さんにお越しいただきました。
目まぐるしく変化・進化するデジタルの世界、
AI業界をリードするGAFAが
GOMA(Google、OpenAI、Mircosoft、Anthropic)に?
と言うお話、皆さんご存知でしたか?
今日は、デジタルに詳しくない方にもわかりやすい、
そして使っていて楽しい、お役立ちアプリを3つ、
北村社長にご紹介いただきました。
ひとつめは、「Chooser!」
画面に指をのせると、選んでくれる、というアプリです。
じゃんけんで決めるのは…といったシーンで
楽しく使えるので便利ですよね。
ふたつめは、「Tailor」
何枚か連続で撮影したスクリーンショットを、
一枚の画像にしてくれるんです!
長いメールを保存しておきたい時などに、助かります!
みっつめは、「one sec」
スマホを眺める時間を短くしたいけどなかなかできない…
そんな方におすすめです!
SNSなどアプリを開く際に、開く or 閉じる の確認をしてくれる、
何回アプリを開いたかを教えてくれる、などの機能があります。
みなさんもぜひ、気になったアプリ、使ってみてくださいね~!