つどいのひろば


今日は島根県安来市在住の画家、ねっこかなこさんをスタジオに
お迎えしました。
ねっこさんは、大学時代から本格的に絵を書き始め2011年に
島根県の山間部に拠点を移動。
2022年にはアーサー・ビナードさんが英訳を担当した一青窈さん
の曲「ハナミズキ」のバイリンガル絵本「A Hundred Years」の絵を
ねっこさんが担当。
ねっこさんの作品の世界観などについていろいろとお話を聴きました。

そんなねっこさんに横川で会えるイベントが始まります!

『 横川まちの芸術祭 ‐よこげい‐ 』
期間:9月15日(日)~29日(日)  会場:西区横川一帯
歴史とアートのまちづくりをすすめる横川で、芸術をもっと
身近に感じてもらえるよう 企画された地域密着型のアートイベント。
期間中、ねっこさんの作品の展示やご本人が出演するワークショップなど
があります!

・絵本「あけてあけて!」版画・ラフ画展
  期間:15日~29日  会場:横川BREWERY

・ねっこさんと楽しむシルクスクリーン体験
  日時:22日(日)13時~18時  会場:横川BREWERY

・アーサーさんとのトークイベント「横川のはじまり 地球のはじまり」
  日時:24日(火)14時~  会場:横川BREWERY

・生きもののいのちで描く岩絵の具ワークショップ 横川街歩き編
  日時:28日(土)13時~  会場:横川ベース
  ※ねっこさんとまちを散歩して見つけたことを絵に。

★トークイベントとワークショップは有料。
 ワークショップは定員があります。
 詳しくは横川まちの芸術祭、「よこげい」をチェック!



毎月1回出演してもらっている旅する詩人アーサー・ビナードさん。
いま気になる話題に沿った詩(ポエム)を紹介してもらっています。

今月は日本の詩人、高田敏子さんの「水のこころ」という詩。

水は つかめません
水は すくうのです
指をぴったりつけて
そおっと 大切にー

水は つかめません
水は つつむのです
二つの手の中に
そおっと 大切にー

水のこころ も
人のこころ も

皆さんは、この詩からどんなことを想像しますか?
当たり前のように目の前にある水。無限にあるかのように
使い続けている水。いつまでもそこで綺麗にあるように
思ってしまっている水。

人間は水とともに生き、水を使って様々なものを作っているのに、
便利を求めて、水をないがしろにしてしまっていないでしょうか。

そんなことを思わせてくれるお話でした。
気になった方はタイムフリーをチェックしてみてください!

来月はどんな詩を紹介してくれるのか?10月のアーサーもお楽しみに!



TOP