つどいのひろば


毎月1回出演してもらっている旅する詩人アーサー・ビナードさん。
いま気になる話題に沿った詩(ポエム)を紹介してもらっています。

今月はアメリカ・アイダホ州生まれの詩人 ヴァーン・ラツァーラの
「睡眠(Sleep)」という詩から。

「スポーツの秋」という言葉がありますが、ラツァーラは
「睡眠」を「スポーツ」と捉えた。というちょっと変わった詩。

ー専門家の間では、よくボクシングに似ているといわれー
ー顔が腫れぼったくて目は充血して、髪はぼさぼさに乱れー
ーときにはほっぺたのあたりに独特の傷跡が刻印されているー

と、言われたら確かにスポーツのようかも!と聞こえてきます。
そしてこの詩は、こんな一文で締めています。

ーよくよく考えるべきだ。 「永遠の眠りにつく」という
 慣用句に隠されている恐ろしさについて。ー

みなさんは、この詩をどのように受け止められるでしょうか?
気になった方はタイムフリーをチェックしてみてください!

来月はどんな詩を紹介してくれるのか?11月のアーサーもお楽しみに!



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