つどいのひろば


きょうは広島城一帯で、「ひろしまフードフェスティバル」が開催中!
その中で、広島城のステージにこの方が登場するということで、
うららかのたねパーソナリティで、
立花テキスタイル研究所の代表、新里カオリさんが登場してくださいました。
番組上はわからないかもしれませんが、岡さんとは大の仲良し、
なんだか離れていてもお互いを意識しあっているオモロなおふたりです。

そんな新里さんのナビゲートで登場したのは、
絵本「少女兵士ピチャ」の作者、加古紗都子さんです。
加古さんは、現在はテレビ「報道特集」記者で、
東アフリカの国、ウガンダで出会ったピチャさんの話を聞き、
この事実をたくさんの人に知ってもらおうと、絵本を著されました。
つまり、実話から生まれた絵本です。

少女兵ピチャ・あらすじ
ウガンダで暮らす8歳の女の子、ピチャが内戦の勃発を受けて、
ある日突然子ども兵士にさせられてしまう。
ピチャは少女兵として、武器を運んだり戦いの最前線に駆り出される・・・。
また、大人の兵士と強制結婚させられ、子どもが生まれても保護されるまで、
戦場にたち続けたこと、保護されても親元には帰ることができない現状が描かれています。

大人でも目を背けたくなるような、受け入れがたい現実ですが、
ニュースでは子ども達にはなかなか届かない。
そこで、加古さんは絵本にすることにしたそうです。

世界では今でもなお約9万人の少年兵、少女兵がいると言われています。
ウクラナイナの侵攻、ガザ地区の空爆で○○人が死亡、
ニュースでは数字で示されていますが、
そこには惨たらしい現実が横たわっています。

わたしたちに何ができるか、絵本から考えてみることが出来ます。

絵本「少女兵士ピチャ」は、文芸社から定価1,540円で販売中。
売り上げの一部は、元子ども兵士たちの社会復帰を支援する団体に寄付されます。

また、この絵本は、広島市内の公立小学校などに寄贈されています。
ぜひ、見かけたら手に取ってみてください。



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