つどいのひろば

東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「不登校の現状」でした。

最新のデータで、2023年度の不登校の小中の児童生徒数は約30万人、
2010年度には約12万人だったので、倍以上になっています。
また、自殺した小・中・高校生は、認知された数で
2010年度は156人、2022年度は514人となり、
いずれの数も少子化の中で増え続けています。

喜田先生によると、社会そのものが昔と比べて変化しているので、
学校が合わない、という子がいるのは当然のこと。
問題の本質は、合わない場合に他の環境がないこと、だそうです。

子どもが不登校になった時、
保護者としては、孤立するのがいちばんよくありません。
一人で抱えず、誰かに相談する、話を聞いてもらうことが大切です。
周りの方が悩んでいたら、受け入れて話を聞く姿勢を持ちたいですね。
学校や自治体によっては、フリースクールに繋いでくれることもあります。

逆に子どもに寄り添うには、根掘り葉掘り聞かないこと。
理由が自分でもわからない、という子もいます。
ただ、いじめに遭っている場合は、早く環境を変える必要があります。
悩んでいる子にも、マッチする学校はあるので、
悲観せず、次の一歩を踏み出してほしい、とのことでした。

また、受験シーズンのいま、しんどい思いをしている子には、
大事なのは結果よりプロセス、
保護者には、条件的自己肯定感ではなく、
絶対的自己肯定感を大事にしてほしい、とのことでした。

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