今週のゲストは、小説家・ジャーナリストの穂高健一先生。
昨年 11 月に出版された
『妻女たちの幕末~大奥の最高権力者 姉小路の実像~』から、
女性の視点から捉えた、幕末の動乱機について伺いました。
作品の舞台は、徳川12代将軍家慶の頃の「大奥」。
最高権力者である上臈御年寄の姉小路を主人公に、
新たな幕末史観が描かれます。
女性たちの華美な空間だと捉えられていた大奥の、本当の役割とは?
今日は、「えっ!?大奥って、幕末ってそうだったの!?」と思う
ポイントについて伺いました。
「大奥」は、将軍以外の男子禁制、多くの女性で作られるイメージ。
しかし、上層部の女性は、将軍や幕閣らの政治に参加していた!
阿部正弘が25歳という若さで老中首座に抜擢、
それを進言したのは姉小路だった、それだけの発言権を持っていた!
ペリーの来航、動揺したように描かれがちだが、
実は幕府は「アメリカには戦争の目的がない」と事前に知っていた!
などなど…驚きの内容がたくさん出てきましたね…!
気になった方は、ぜひ穂高健一著
『妻女たちの幕末~大奥の最高権力者 姉小路の実像~』(南々社)
を手に取ってみてくださいね!