今週のつどいのひろばは、
岡さんが最近出会った、素敵な1冊について。
『先生あのね 1年1組かしま教室①ひみつやで』という本です。
監修をされた、むかいさとこさんにお話を伺いました。
神戸市で小学校教諭をされていた、鹿島和夫さんが始められた
「あのね帳」をご存知でしょうか?
小学校1年生の子どもたちが毎日詩を書いて先生に伝え、
さらに先生が返事を書く、という対話ノートです。
本には、鹿島先生と児童の皆さんの40年間の対話の中から、
189の詩が掲載されています。
むかいさんは、鹿島先生となんだか運命を感じるような出会いをされ、
志を引き継いでいらっしゃいます。
先生と子どもたちのやり取りを目にして、
読者としてたくさんの大人が影響され、
心が動いた方からメッセージをいただくこともあるそうです。
自分のありのままだった頃のことを思い出させてくれるあのね目線、
大事にしていきたいですよね。
どんな方に特におすすめですか、とお聞きしたところ、
「言葉を話す方ならどなたでも」とのこと。
決して教育書や子ども向けの本ではないんです。
むかいさんのお気に入りの詩もご紹介いただきましたよ。
思わず、ハッとさせられる、小学生の視点、
みなさんもぜひ触れてみてくださいね。