RCCラジオでは「聴いてAction! 防災・減災プロジェクト」を実施中。
週末ナチュラリストでは、
ウェルネスプロデューサーの岸紅子さんにお話を伺いました。
ウェルネス、とは、身体だけでなく、心や社会とのかかわり方など、
その人の状態が健康である、という考え方。
人は個体で生きているわけではないですよね、とお話されていました。
岸さんは、2006年に
「NPO法人日本ホリスティックビューティー協会」を設立されました。
ホリスティックの意味は、包括的。
人や自然や動物など、すべてと関わっていますよね。
その考えに基づいて、さまざまな活動をされています。
そんな岸さんが取り組まれている「ポンせん」の活動。
非常食こそ優しくあってほしいという思いから作られた
玄米でできたおせんべい「玄米ポンせん」を通じて、
米農家と地域をつなぐ事業をプロデュースされています。
アレルギーを持つ方は、非常食を食べられないことがあると気づき、
誰でも食べられるものを、という思いがきっかけとなったそうです。
玄米ポンせんは、平時はおいしく食べられ、有事には保存食になります。
岸さんは、プロジェクトとして、今年1月に発生した
能登半島地震の支援を、とポンせんを作られています。
これからも、さまざまな産地で、と考えられています。
災害が身近になっている昨今、
避難生活は心の問題が一番大きいのでは、とお話しされる岸さん。
「罪悪感は不要。」大変なことがあっても、心に刻んでいたいですね。