東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月のテーマは「夏休みの過ごし方」でした。
ある調査によると、小学生のお子さんを持つ親の3人に2人は、
子どもの夏休み中は子どもと過ごす時間が増え、
増える人の中では、4時間以上増加する人が最多だそうです。
中には「学童保育」、「放課後児童クラブ」を利用される方も。
共働き家庭が増えていることもあり、夏休みだけの利用や、
利用可能時間の拡大など、さまざまな動きがあるようです。
長い休みで心配になるのが、生活リズムの乱れ。
特に寝る時間などは、お子さんのタイプにもよりますが、
自己責任にしたり、一度失敗を経験させたり、
さまざまな対応が考えられますよね。
そして気になるのが、宿題の進捗。
喜田先生が仰っていたのは、
しなきゃしないでいい、せずに先生に叱られればいい、
失敗体験の一つになる、ということ。
子どもたちが失敗したり、チャレンジしたりといった経験ができる
空間としての学校であってほしいですね。
今は、何が正解かよくわからない時代。
大事なことは、正解ではなく「納得解」を出すこと。
そのために、子どもたちには、自分で考える機会を与えることが必要です。
正解・不正解を出すことではなく、
考える機会、考える習慣、考える癖付けをする時間を
夏休みという機会に持てると良いですね。
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