東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今月は「新学期の不安」をテーマにお話を伺いました。
新しいクラスにどう馴染んでいくのか、対人関係は不安ですが
全く焦る必要はなく、まずはちゃんと中心を感じられる自分を作り、
クラスというチャレンジングな場へ出ていけるよう準備をすること。
そのためには、家の中が安心安全の基地であることが必要です。
そうして、テリトリーを少しずつ広げていきましょう。
子どもに、家が「安心して失敗できる場所」だと心から伝わると、
外にチャレンジできる心の強さや耐性を家の中で育んでいきます。
その強さや耐性を持って、
新しい環境という未知の分野へ飛び込んでいけます。
時には失敗したり、痛い想いをすることも大切です。
友達とのつながり方も、
SNSなど、保護者世代が子どものころとは違うもの。
「積極的な見守り」のスタンスが大事だそうです。
トラブルを防ぐための基本ルールを話しておくと安心です。
また、新学年になって勉強が上手くいかない不安やストレスを和らげるには、
頑張っている過程やチャレンジしたことをほめてあげることが大切です。
ストレスや「新学期疲れ」が体に出てしまうことも。
不調を早く改善するには、まず、みんなそうだと思うこと。
あまりにもひどい時は別ですが、
自分がどう接してほしかったかを思い出してトライしてみては。
お子さんが悩みがありそう、でも口にはしない、
そんな時は気になるけれど、積極的な見守り、
または、お子さんのご友人や学校の先生など、
本人ではないルートから気にしてみるのもいいかもしれません。
先生に相談しよう、となった場合は、
聞くことの要点を事前にまとめておくと、
聞き忘れもなく、スムーズにいきます。
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