つどいのひろば

一昨日12月11日に、安芸郡府中町にある多家神社で、
「世界平和祈願」が行われました。

県内の神社に勤める青年神職の皆さんによる「広島県青年神職会」と
県内西部の真言宗の寺院に勤める青年僧侶の皆さんによる
「広島密教青年会」が合同で世界の平和を祈る、という祭典。
広島県内で神道と仏教による合同祭典が行われるのは、
明治時代に神仏分離が行われて以降、初めてのことでした!

両会の会長、速谷神社 権禰宜の瀨戸一樹さん、
圓明寺ご住職の菅梅章順さんにインタビューさせていただきました。
お二人ももちろん初めてのことで、
双方のしきたりをすり合わせながら、式次第を作っていったそうです。
戦後80年の広島で世界平和を祈ることが
貴重な形で実現した日となりました。

ひとつのおまつりの中で、神社で奏上される大祓の詞と、
仏教で知恵のお経と言われる般若心経が唱えられる、というシーンもあり、
まさに神道と仏教がひとつになっていく場でした。

今回特別な祈願として行われたのが、「安芸国神名帳」の奉読。
平安時代の書物を元に、鎌倉時代に書かれたもので、
広島県の西部をお守りされている神様の名前をお呼びし、会場にお招きする
特別な祈願を目にすることができました。

23行程あった祈願祭、2時間以上に及びましたが、
神職・僧侶の皆さんはもちろん、
一般の参加者の皆さんも、穏やかな顔をされているように感じました。

被爆地広島で行われた、平和を祈る特別な祭典。
宗教・宗派を超えた人々のつながり、
これからも広がっていくといいな、と感じる時間となりました。



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