1月17日、阪神淡路大震災から31年を迎えた今日は、
震災で最愛の一人息子を亡くされた、加藤りつこさんと番組との出会い、
そしてりつこさんの息子、貴光さんをきっかけとされた音楽会について
取材した様子をお届けしました。
りつこさんと、週末ナチュラリストが出会ったのは、2015年。
震災発生から20年の年でした。
貴光さんがびしばしリスナーだったことからつながったご縁。
それから幾度となく、お話を聞かせていただいたり、
神戸で祈りをささげる時間を共有させていただいたり・・・
気付けば、りつこさんとの出会いから11年が経っていました。
災害で大切な人を失ってしまうことの悲しみや命の大切さを、
講演などで伝え続けてきたりつこさん。
さまざまな人との出会いを続けることで、不思議なご縁が広がり、
貴光さんの名前を冠した音楽会
「加藤貴光 折り鶴音楽会」の開催へとつながっていきます。
きっかけは、貴光さんがりつこさんに書かれた
「親愛なる母上様」という手紙でした。
昨年12月20日、貴光さんの誕生日に行われた音楽祭は、
7回目の開催となりました。
会場は、貴光さんが亡くなった夙川地区の公民館。
りつこさんにとって、足を運ぶのがつらい場所でした。
今回出演されたのは、
熊本で活動する音楽デュオ「Viento」の吉川万里さんと竹口美紀さん、
クロマチックハーモニカ奏者の岡直弥さん、
オペラ歌手の井上敬子さん、そして詩人のアーサー・ビナードさん。
放送では、皆さんの演奏も一部ですが、お届けしました。
音楽会の開催を通して、
りつこさんにとって、夙川は苦しい場所ではなくなったそうです。
貴光さんを喪った悲しみを抱えながら歩いていける、
辛い思いを抱えている人も、孤独にならないで一歩踏み出すことが大切、
とお話ししてくれました。
皆さんにとって、りつこさんの言葉、そして音楽会の演奏は
どんな風に感じられたでしょうか。
これからも、貴光さん、一文字さんがつないでくれたりつこさんとのご縁、
皆さんにお届けできれば幸いです。
