つどいのひろば


東林館高等学校理事長 喜田先生の親子教育相談所。
今日は「子どもとあいさつ」をテーマに、お話を伺いました。

挨拶をしない子が増えた、挨拶が軽くなったという声が聞かれますが、
喜田先生によると、礼儀が失われたという簡単な話ではなく、
社会の構造そのものが変わった結果とのことでした。

昔は、挨拶をするのは、関係をつなぎ続けるという意思表示であり、
この集団のルールを守る、という生存戦略でした。
現代は、挨拶は大事だけど昔ほど命がけじゃない、という
無意識の感覚があるそうです。

そこにもう一つ、防犯意識の高まりが要因として関わってきます。
挨拶をしない子が増えたのは、怠けている、礼儀を知らないというより、
今の社会環境の中で、ちゃんと状況判断をしている結果とも言えます。

子ども同士や先生との挨拶については「なくなった」というより、
形式的な挨拶が減った、ということだそう。
敬意がなくなったというより、関係性の作り方が変わり、
挨拶が、省略されやすい形になっているとか。

喜田先生によると、子どもたちの防犯のためにも、
地域の大人の方々にできることは三つ。
一つ目、あいさつは一方通行でいい。返ってこなくても、気にしない。
二つ目、子どもを評価しない。“あいさつできた・できない”で判断しない。
三つ目、見ているよ、気にかけているよ、という姿勢を伝える。

それだけで、子どもたちはちゃんと守られています。
挨拶に限らず、人に期待しないこと、だそうです。

放送の内容について、詳しくは「こちら」をチェック!

そして、喜田先生からお知らせです。
「第23回 福山はぐくみ研究会 公開フォーラム」 を開催
テーマは「子どものやる気を引き出すには?
〜意欲を育てる関わりとその実践方法を探る〜 」

日時は、2026年2月1日(日)午後2時半 開始(午後2時開場)
会場は、福山市霞町のまなびの館ローズコム 4階 中会議室。
お申し込みは、東林館高等学校のHPから。



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