つどいのひろば


今日は、横川シネマで上映されるドキュメンタリー映画
『中国山地 牛と人風土記』の監督、
青原さとしさんにお越しいただきました。

過疎化が進み限界集落も増える中国山地一帯ですが、昭和30年代までは、
山あいの各地で牛や馬の競り市「牛馬市」が開かれ賑わっていたそう。
特に島根県邑南町では「博労」と言われる家畜商が牛を連れて集まり、
民間の家が博労宿を開き、露天商、サーカスなども立ち並ぶほど。

物資の運搬や農耕作業の重労働を担い、
農家にとってはなくてはならない家族の一員だった牛。
今でも、牛馬の安全を祈願する祭や信仰が
「花田植え」や「供養田植」という民俗芸能として続いていますが、
牛によってもたらされた豊かな生活文化が見えにくくなっているのも事実。

青原監督は、牛にまつわる民俗や祭事を訪ねられ、
牛と人のこれまでの深いつながりを丁寧に記録されています。

監督ご自身も、知らなかったこととたくさん出会うことができ、
撮影・記録していく中で、かつての賑わいを、
いま録っておいてほしいとお話しくださる方もいらっしゃったそうです。

映画『中国山地 牛と人風土記』は、今日から横川シネマで上映されます。
来週以降は17日(金)まで上映、
25日(土)~5月1日(金)も上映予定となっています。
皆さんこの機会に、ぜひご覧くださいね。



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